上写真=尚志のFW染野唯月(9番)と鹿島ユースのDF小針宏太郎(3番)が激しいマッチアップ(写真◎サッカーマガジン)
■2019年4月28日 高円宮杯プレミアリーグEAST第4節
鹿島ユース 3-1 尚志
得点者:(鹿)生井澤呼範、栗俣翔一、柳町魁耀 (尚)福田隼也
鹿島ユースMF竹間は2アシストの活躍
昨年、プレミアリーグEASTを制した鹿島ユースは、第3節まで3連敗。苦しい状況が続いていたが、今節はホームで待望の今季初勝利を手にした。
前半は苦戦を強いられた。16分にDF渡邉光陽のロングスローからMF福田隼也に決められ、尚志に先制を許すと、攻撃でもシュート2本に抑えられた。
それでも、後半に反撃を開始。53分、MF竹間永和のクロスにキャプテンのMF生井澤呼範が頭で合わせて、同点に追いつく。
この1点で勢いに乗った鹿島ユースは、その後も尚志ゴールへと迫った。59分には再び竹間のクロスから、MF栗俣翔一が決めて逆転。さらに66分には10番を背負うMF柳町魁耀が豪快に右足でゴールネットを揺らし、3点目を奪取した。
鹿島ユースは残り時間を守り切り、3-1で逆転勝ち。生井澤は「3連敗していたので、この試合でなんとか1勝すべく、チームで一つになって戦った。前半に失点したけれど、(後半に)1点取れて主導権を握ることができ、2点目、3点目も立て続けに決めることができた。良い形で逆転できました」と、勝利に安堵の表情を浮かべた。
一方の尚志は開幕戦(○3-0柏U-18)に勝利したものの、その後3連敗。仲村浩二監督は「(プレミアリーグは)長期の戦いなので、一戦一戦粘って頑張ろうかなと思っています」と、次戦を見据えた。
5月4、5日に開催される次節では、鹿島ユースがアウェーで清水ユースと、尚志がホームで市立船橋と、それぞれ対戦する。
取材◎小林康幸