UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節が24日行われ、久保建英が所属するレアル・ソシエダは、アウェーでベンフィカと対戦。1−0で試合をモノにし、2連勝を飾った。久保は右ウイングで先発出場し、76分まで躍動。プレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いた。

上写真=右ウイングで先発出場し、勝利に貢献した久保建英(写真◎Getty Images)

試合を通してベンフィカの脅威になった

 勝利の原動力となったのが右ウイングで先発した久保建英だ。序盤から積極的な仕掛けでチームを牽引。時に味方とポジションを交換しながら幅広い動きでベンフィカ守備陣を揺さぶった。

 ただ、ゴールはなかなか生まれない。30分過ぎから立て続けに放ったシュートも枠をとらえず、DFにも阻止されるなど、押し場面が続く。スコアレスのまま45分を終えた。

 それでも久保を中心に攻めるソシエダは後半も優勢にゲームを進めていった。60分には久保がオタメンディを抜き去って右足でシュート。存在感を示し続けた。

 すると63分、ソシエダはついにゴールを奪うことに成功する。バレネチェアが突破をはかり、クロスをブライス・メンデスが冷静に蹴り込んで先制点をスコアした。

 試合はそのまま1−0で勝利。連勝を果たしたソシエダは勝ち点を7に伸ばし、得失点差により(1点上回る)、2位インテルを抑えて首位に立った。

 67分に放った左足シュートがクロスバーを直撃し、ソシエダに2点目をもたらすことができなかったが、再三の仕掛けとシュートでチームの攻撃を活性化させた久保は76分に交代するまで常にベンフィカを苦しめ続けた。

 UEFAのテクニカル・オブザーバー・パネルは「彼は優れた技術力、敏捷性、動き、コントロール、ペースを見せた。試合を通してベンフィカの脅威となった。ボールを受けるたびにディフェンダーを翻弄した。クロスバーを直撃したシュートは不運だった」と評価。久保をプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出している。


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