エールディビジ(オランダ1部リーグ)、スパルタ・ロッテルダムに所属する斉藤光毅が34節のフローニンゲン戦に途中出場。キレのあるプレーでネットを揺らし、3試合連続となる今季7点目を記録。スパルタは6位となり、リーグ戦終了後に行われるヨーロッパ・カンファレンスリーグ出場枠を賭けた勝ち抜き戦形式のプレーオフで、ユトレヒトと対戦する。
上写真=ゴールを決めてローリッセンから祝福を受ける斉藤(写真◎Getty Images)
勝ち抜きPOに弾みのつく勝利
2試合連続ゴール中の斉藤光毅がリーグ戦最終節、アウェーのフローニンゲン戦に臨んだ。ここまで12戦連続で先発を続けていた斉藤はこの日、ベンチスタートとなったが、相手が1人退場し、デグズマンの得点で1−0とリードしていた後半開始からフリンズに代わって登場。すると早速、大きな仕事をやってのける。58分に相手を突き放すチームの2点目をスコアした。
後方からの縦パスをFWローリッセンが収めて落としたところに左からタイミングよく走りこむ。ボールを受け取るとそのままボックス右にドリブルで進入して、DFをかわすや右足一閃。ゴール右下にシュートを突き刺した。
今季2度目となる3試合連続ゴールは、リーグ戦通算7点目(1度目は24節から26節)。最終節でしっかり結果を出した。
チームはその後も得点を重ね、5−0で快勝。順位は6位で確定し、5位から8位のチームによるヨーロッパ・カンファレンスリーグ出場枠をかけた勝ち抜き形式のプレーオフ(P O)に臨むことになった。スパルタはまず7位のユトレヒトとホーム・アンド・アウェーで対戦する。
なお、スパルタがPOで対戦するユトレヒトは34節のエメン戦で3−2の勝利を飾ったが、前田直輝が77分から途中出場。3月3日のフォルトゥナ・シッタート戦以来のリーグ戦出場を果たしている。