レアル・ソシエダに所属する久保建英は現地2日、ジローナとアウェーで対戦。日本代表の活動から戻ったばかりながら3試合連続で2トップの一角として先発出場すると、1ゴール1アシストの大活躍。チームの連勝に大きく貢献した。

上写真=ソシエダの連勝に貢献した久保建英(写真◎Getty Images)

85分に強烈なダメ押しゴール

 9月の日本代表の活動でキレのあるプレーを見せ、評価を高めた久保は、所属クラブに戻った直後の試合でも好調ぶりを示した。開始8分に左サイドでパスを受けると、ダイレクトでゴール前にクロスを供給。まずはセルロトの先制点をアシストした。

 その後、チームは前半のうちにジローナに逆転を許すことになったが、前半の終了間際の42分に再びネットを揺らすことに成功する。久保も絡んだパスワークからセルロトが再びゴールを決めて、2-2とした。

 いい形で前半を締めくくったソシエダだが、後半開始直後の48分に相手に速攻を許し、再び勝ち越されてしまう。嫌な流れの中、66分にメンデスのFKがゴールに吸い込まれ、同点とすると、その5分後には久保がビルドアップに絡みつつ、スビメンディが逆転ゴールを奪うことに成功した。

 4-3とリードを奪って迎えた85分、久保がひと際まばゆい光を放った。ボックス左でパスを受けると、DFをかわして左足を一振り。ゴール右へ強烈なシュートを突き刺してダメ押しに成功。開幕戦以来となる自身今季2点目をマークした。

 88分でお役御免とばかりにベンチに下がった久保は、攻撃を組み立てる過程でも左サイドで好プレーを連発し、1ゴール・1アシストと目に見える結果も残して5-3の勝利に貢献。チーム内で、ますます欠かせない存在になりつつあることを印象付けた。


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