リバプールの南野拓実は22日、レスターとのカラバオカップ(リーグカップ)準々決勝に出場した。レスターに先行される苦しい展開となり、一時は2点差をつけられたが、南野がジョタの得点をアシストし、後半アディショナルタイムに同点ゴールをスコア。5人目で登場したPK戦では失敗してしまったが、チームは5-4で競り勝ち、準決勝進出を決めた。

上写真=チームを救うゴールを決めた南野拓実(写真◎Getty Images)

リーグカップ3戦4発!

 序盤はレスターのリズムだった。9分にバーディー、13分にもバーディーに決められ、苦しい戦いを強いられる。リバプールは19分にチェンバレンが1点を返したものの、33分にまたもマディソンにミドルシュートを決められて、1-3にと再び2点差をつけられた。

 だが、後半になるとリバプールも流れをつかみ、攻撃の形を作り始める。68分には南野のスルーパスに反応したジョタが決めて1点を返した。その後は相手のゴールをこじ開けることができず、時間が経過してったが、後半のアディショナルタイムに南野が大仕事をやってのけた。ミルナーのパスを胸で収めると、右足ボレーでネットを揺らしたのだ。リーグカップでは3試合で4点目、今季公式戦5点目となるゴールで南野がチームを救った。

 試合は3-3となり、PK戦に突入。両チームともに3人が成功して迎えた4人目。先行のレスターのトーマスが失敗したのに対し、リバプールはナビ・ケイタが成功。4-3となった。相手の5人目のキッカーがイヘアナチョは成功し、リバプールの5人目で南野が登場。ここで決めれば勝ち抜け決定という状況を迎えたが、南野のキックは無常にもクロスバーを直撃、4-4となった。

 だがレスターの6人目バートランドが失敗。対するリバプールはジョタが成功し、5-4としてリーグカップ準決勝進出を決めた。

 次戦、準決勝第1戦は1月3日に開催予定(第2戦は1月10日)。リバプールの相手は冨安健洋が所属するアーセナルだ。新年早々、決勝進出をかけた日本人対決が実現するかもしれない。


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