リバプールの南野拓実は現地時間28日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節、FCポルト選手に後半67分から交代出場した。国内カップ戦に続くゴールが期待されたが、ノーゴールに終わった。
上写真=CLのポルト戦で67分からピッチに立った南野拓実(写真◎Getty Images)
テンションとテンポを維持
第1節のACミラン戦に勝利しているリバプールは、この第2節も余裕を感じさせる落ち着いた試合運びを見せる。今季無敗を続けるポルト相手にアグレッシブな姿勢を示すと、18分にモハメド・サラー、前半終了間際にサディオ・マネがネットを揺らし、前半のうちに2-0とリードを奪った。
後半も攻撃の手を緩めないリバプールは60分にサラーが加点。3-0とリードしたところで、マネに代わって南野拓実がピッチに登場した。
67分、左ウイングとしてピッチに立った南野は、チームのテンションとテンポを維持すべく積極的な守備を実践。途中出場の選手として役割をしっかり果たした。ただ攻撃面ではプレー時間が限られ、相手のレベルも異なるとはいえ、21日の国内カップ戦(リーグカップ、ノリッジ戦)で2得点を挙げたような大きなインパクトは残せなかった。
チームはその後、メフディ・タレミに1点を返されたものの、ロベルト・フィルミーノが77分、81分にゴールをマーク。5-1として連勝を飾り、グループBの首位に立っている。