フランスリーグ2部(リーグドゥ)のトゥールーズに所属するオナイウ阿道が、前節の移籍後初ゴールを決めたのに続き、第6節のヴァランシエンヌFCでもゴールをスコア。チームを5連勝に導く活躍を披露し、ますます評価を高めている。
上写真=2試合連続ゴールを挙げたオナイウ阿道。写真は前節のディジョン戦(写真◎Getty Images)
豪快なヘッドでスタジアム熱狂!
前半のアディショナルタイムだった。トゥールーズが得た右CKの場面。ブランコ・ファンデンブーメンの蹴ったボールにドンピシャのタイミングで飛び込むと、オナイウ阿道はマーカーよりも高く飛び、ボックスやや左から豪快なヘッドを決めた。
均衡を破る1点にホームのスタンドがどよめく。オナイウ阿道の名前がコールされると、その歓声はさらに大きくなった。両手を広げ、絶叫するにストライカーに次々と仲間が祝福に駆け寄る。チームメイトとの良好な関係を築いていることが、そのシーンからもうかがえた。
これでオナイウは2試合連続ゴール。前節、加入後初得点をマークする以前から、ポストワークや献身性で自らの価値を示してきたが、ここに来て目に見える形で結果もついてきた。ボールがますます集まり出していることも、チームで欠かせない存在になり始めている証明だろう。
試合はその後、ボール支配率でまさるトゥールーズが2点目を奪えないながらも、うまくゲームをコントロールして1-0のままクローズ。オナイウ阿道が挙げたゴールが決勝点となり、5連勝を飾った。