U-23日本代表MF松木玖生が、大一番で持ち味を存分に発揮した。『AFC U-23アジアカップ』の準決勝・U-23イラク代表戦で、これまで同様に中盤でエネルギッシュな働き。日本時間で21歳の誕生日に行なわれた一戦で、何がなんでもパリへの切符をつかみ取るという試合前の決意を、一つひとつのプレーで表現した。

上写真=中盤で攻守に奮闘した松木。パリ五輪を懸けた一戦で輝いた(写真◎Getty Images/準々決勝のカタール戦のもの)

■2024年4月29日 U23アジアカップ準決勝(@ジャシム・ビンハマド)
 U23日本 2ー0 U23イラク
  得点:(日)細谷真大、荒木遼太郎

「優勝するために、ここに来ている」

 勝てばパリ五輪出場が決まる一戦で「チームのために献身的にやろうと決めていた」と振り返る。中盤の一角でパスワークに加わり、前線のスペースに飛び出し、苦しい場面では体を張って守った。
 
 79分に交代で退くまで持ち味のハードワークを続け、日本のために戦った。試合が行なわれた日本時間4月30日は21歳の誕生日。勝利とパリ五輪出場で華を添え、「人生で一番の、最高のプレゼント」と笑顔を見せた。

 中国とのグループステージ初戦で日本の大会初ゴールを決め、最初の勝利に貢献してから5試合目でパリ五輪出場を決めたとはいえ、最後にU-23ウズベキスタン代表との決勝が待っている。「自分たちは優勝するために、ここに来ている。最後の一戦は負けられないと思いますし、また日本に良いニュースを届けられるようにしたい」と決意を新たにしていた。


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