日本サッカー協会(JFA)は19日、3月シリーズに臨むU-24日本代表メンバーを発表した。注目の三笘薫や久保建英、堂安律ら国内外から選手を招集。内訳は海外から7人、国内から16人。チームは3月26日、29日にU-24アルゼンチン代表と対戦する。

上写真=U-24日本代表に選ばれた三笘薫、久保建英、堂安律(写真◎Getty Images)

チームの立ち上げ当時から三笘は大きく成長した(横内監督)

 U-24日本代表が3月シリーズで対戦するのは、南米予選を1位で通過し、五輪出場を決めているU-24アルゼンチン代表だ。言わずと知れた強豪と、チームは26日に東京で、29日に北九州で戦うことになった。4か月後に迫ったオリンピックに向けた貴重な強化試合だが、JFAは19日、この2連戦に臨む代表メンバーを発表。本大会でコアメンバーとなりそうな選手たちがそろうことになった。

 昨季、Jリーグで大活躍し、今季も開幕から好調を維持する三笘薫もその一人だろう。今回の2試合の指揮を執る横尾昭展監督は「昨年、大学からJリーグに入り、シーズン通して川崎の戦力になりました。彼はU-24代表の立ち上げ当時から見ていますが、今はもう一段階、成長したと感じています。大学の頃に比べ、力強さが出てきた。技術やテクニック、アイディアを持ち合わせていた選手でしたが、時折、力で抑え込まれ消えることもありましたが、今はタフさが出てきた。それが今の好調につながっていると思います」とその成長を評価した。

 所属する川崎Fでは左サイドハーフを務めることが多いが、U-24代表チーム立ち上げ当初は3-4-2-1の2シャドーの一角で起用したこともあり、サイドでもシャドーでも「順応できる選手」(横内監督)との認識を明かした。

 今回のチームには、久保建英や堂安律などA代表の常連組も加わり、本大会が近づいていることを感じさせる。実際にオリンピックでメンバー入りできるのは18人(オーバーエイジ枠は3人)。今回選ばれたメンバーは、アルゼンチンとの2連戦で一つのチームとして戦うことはもちろんのこと、厳しいサバイバルにも挑むことになる。

U-24日本代表招集メンバー

▼GK
大迫敬介(広島)
沖 悠哉(鹿島)
谷 晃生(湘南)

▼DF
板倉 滉(FCフローニンゲン/オランダ)
渡辺 剛(FC東京)
町田浩樹(鹿島)
原 輝綺(清水)
古賀太陽(柏)
瀬古歩夢(C大阪)
菅原由勢(AZアルクマール/オランダ)
中野伸哉(鳥栖)

▼MF
中山雄太(PECズヴォレ/オランダ)
相馬勇紀(名古屋)
三好康児(アントワープFC/ベルギー)
三笘 薫(川崎F)
田中駿汰(札幌)
旗手怜央(川崎F)
堂安 律(ビーレフェルト/ドイツ)
田中 碧(川崎F)
渡辺皓太(横浜FM)
久保建英(ヘタフェ/スペイン)

▼FW
食野亮太郎(リオ・アヴェFC/ポルトガル)
田川亨介(FC東京)

■U-24日本代表対U-24アルゼンチン代表
1.日時:3月26日(金)/19:00キックオフ
・会場:東京・東京スタジアム
・テレビ中継:TBS系列

2.日時:3月29日(月)/19:45キックオフ
・会場:福岡・北九州スタジアム
・テレビ中継:BS朝日


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