日本代表GK鈴木彩艶が、これぞ守護神というプレーで勝ち点1獲得に貢献した。現地時間6月25日に行なわれた北中米ワールドカップのグループステージF組第3節・スウェーデン戦で1失点こそしたものの、後半終了間際のピンチでファインセーブを連発。ブラジルと対戦するラウンド32でも、その存在が不可欠であることを証明する活躍だった。
上写真=スウェーデンの攻撃に立ちはだかった鈴木。後半終了間際のプレーは圧巻だった(写真◎JMPA毛受亮介)
■2026年6月25日 北中米ワールドカップ・グループステージF組第3節(ダラス)
日本 1-1 スウェーデン
得点:(日)前田大然
(ス)エランガ
ブラジル戦は「勝つしかない」
56分に先制した日本だが、62分の失点で追いつかれた。後半終了間際、失点して敗れれば3位に転落するピンチで日本の守護神が立ちはだかる。90+3分にエランガの右からのクロスを鋭い反応で防ぐと、直後のCKでは至近距離からのイサクのヘッドをセーブ。そのまま引き分けで試合を終えると、仲間たちとのハイタッチで労をねぎらい合った。
「前半は硬いゲームになって、後半に先制することができましたが、追いつかれて相手に流れがあった中でも、最少失点で抑えること、負けない、勝ち点1を最低限でも取ることをしっかり達成できた」と胸を張る。グループ2位で決勝トーナメント進出を決めて「負けない勢いで次に迎えることは、ポジティブに捉えられると思う」と評した。
追いつかれた後の相手の時間帯では「相手は個の強さがあるので、1対1で勝てなくても、カバーリングをしっかりすることが大事だった。そういうところのコンパクトさのコーチングはしていた」と明かす。相手のクロスに対しても「出られるところはしっかり出ようと心がけていたので、堅い守備ができたと思う」との確かな手応えもつかんだ。
ラウンド32でブラジルに勝つためにも、彩艶のスーパーセーブが必要になるはずだ。日本の背番号1は「一発勝負で、勝つしかない。しっかり準備して、良い状態で臨めるようにしたい」と決意を新たにしていた。
