三笘薫はシャドーで途中出場か?
両ウイングバックは、右は伊東純也、左は前田大然と予想。堂安律、中村敬斗らはイングランド戦で起用されるのではないか。三笘薫は所属するブライトンで今遠征直前のリバプール戦に2試合ぶりに復帰したばかり。出場時間も15分程度だったことからして、今回は出場するにしても限定的になりそうだ。しかもチーム事情と激しい上下動を求められるウイングバックというポジション特性も考慮し、シャドーでプレーするかもしれない。
左WBには地元セルティックでプレーする前田が入る。そのスピードを今回は日本代表のために生かすことになるだろう。
2シャドーは佐野航大と塩貝健人が担うのではないか。前述のフォーメーション練習から判断すれば、鈴木唯人はイングランド戦での起用が予想され、この2人がスコットランド戦のスタートから組むと思われる。
佐野航は所属クラブのNECナイメヘンではボランチでプレーしているが、本人も代表ではシャドーを務める意欲を口にしていた。今回はゴールに積極的に絡む仕事を託されそうだ。南野拓実と久保建英がいない状況をチャンスにできるかどうか、そのプレーが注目される。
そして2シャドーのもう一角には、今回初招集の塩貝健人が抜擢される可能性が出てきた。練習でもシャドーを担当。町野修斗と先発・サブが入れ替わる可能性もあるが、代表での町野は途中出場から流れを変える役割を体現してきた選手だ。ここでは新戦力のテストを優先し、先発は塩貝が務めると予想した。
また、塩貝の才能については鎌田も次のように称えていたのが印象的だった。「足もすごい速くて、シュートの部分でゴールを取るっていうところを意識しながらすごいプレーしているのはわかります。シュートを入れるうまさも見ていてわかる」。北中米W杯行きに意欲を見せる俊英が自身の価値をアピールする機会とできるか、注目される。
1トップは小川航基だろう。これまでの連戦の一方を小川、もう一方を上田綺世が務めるケースが多かった。今回はスコットランド戦は小川が先発し、イングランド戦は上田が先発を務めることになりそうだ。
そうなれば、前線の三角形=1トップ+2シャドーを、現旧NECナイメヘン・トリオが担うことになる。塩貝は1月にヴォルフスブルクに移籍したが、勝手知ったるメンバーでのユニット結成となる。実現すれば、代表歴の浅い佐野航や塩貝にとっては持ち味を発揮する大きなメリットになるだろう。
文◎佐藤景[現地]
