上写真=スタンドのファン・サポーターを歓喜を分かち合うヨルダン代表の選手たち(写真◎Getty Images)
ヨルダンの10番が大仕事!
リターンマッチで決着がついた。ヨルダンと韓国はグループEで同居。グループステージ2戦目での対戦は2−2の引き分けに終わっていたが、準決勝という舞台で再戦は、ヨルダンが2−0で勝利を手にした。
前半、決定機を多く作り出したのは韓国の方だった。DFキム・ミンジェを出場停止で欠いていたものの、GKのチョ・ヒョヌの好守もあって無失点を継続すると、29分にビッグチャンスをつかむ。左サイドを攻略し、ワンツーでソ・ヨンウがボックス内に切り込むと、ヨルダンのセンターバック、ヤザン・アル・アラブに正面からブロックされる。激しい接触となり、主審はPKを宣告した。
しかし、VARが介入して、オンフィールドレビューも実施すると、PKは取り消しに。それでも韓国は気を落とすことなく、32分にソン・フンミンのポストプレーの流れからイ・ジェソンがヘディングシュートを放って右ポストに直撃するなど、攻めの姿勢をピッチで示し続けた。
0−0で迎えた後半は一転してヨルダンがペースを握っていく。ラウンド16のサウジアラビア戦でPK戦まで戦い、オーストラリアとの準々決勝でも延長まで120分を戦った疲労が流石に見え始めたか。
53分、MFパク・ヨウンのCBへのバックパスを狙っていたヨルダンの10番、ムサ・アル・タマリがカットに成功。そのまま中央を進むと、ボックス右へ走り込むFWヤザン・アル・ナイマトへ展開。前進してきたGKチョ・ヒョヌをかわすようにシュートを放ち、ヨルダンが成功した。
66分の追加点も韓国のミスだ。中盤でイ・ガンインからボールを引き取ったファン・インボムがダイレクトで縦パスを入れようとしたが、これがヨルダンの選手に当たってしまう。
こぼれ球を拾ったムサ・アル・タマリが韓国陣内からドリブルを開始。慌てて追いかけてきたファン・インボムのタックルをかわして前進すると、ボックスの外から左足でゴールを居抜き、2点差とした。
今大会で何度も厳しい試合をものにしてきた韓国がその再現を狙って必死に攻めたが、守りを固めたヨルダンを崩し切れず、2−0で終了。グループステージを3位で突破したヨルダンが2位で抜けた韓国を下して、決勝進出を決めた。