日本代表の主力がまた一人、ケガのために参加を辞退することになった。FW大迫勇也(神戸)に続き、DF酒井宏樹(浦和)の不参加が決定。カタールW杯出場がかかる3月24日のオーストラリア戦、3月29日のベトナム戦に、日本は経験豊富なFWとDFを欠いて臨むことになる。

上写真=大迫勇也に続き、酒井宏樹もケガのために最終予選の参加を辞退した(写真◎Getty Images)

予選前節は吉田&冨安が不在

 酒井宏樹もケガのため、アジア最終予選に不参加となった。大迫勇也の不参加に続き、豊富な経験を持つ選手の離脱は日本にとって痛手だ。FW大迫に代わっては林大地(シント=トロイデンVV)が初招集され、DF酒井の代わりには主戦場がサイドバックではなく、CBである中谷進之介(名古屋)が追加招集された。

 新型コロナウイルスの影響も踏まえ、登録できる選手数よりも多い27人を招集していたが、今回の活動開始直前に主軸が離脱することになった。1月27日の中国戦、2月1日のサウジアラビア戦ではそれまで不動のコンビだったCB吉田麻也と冨安健洋を欠くことになったが、谷口彰悟と板倉滉が不在を感じさせないパフォーマンスを披露し、連勝を飾った。本大会行きがかかる今回の連戦でも、チームの『総合力』を発揮することが期待される。


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