スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」は28日、一部で報じられた日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長による3月24日のオーストラリア対日本に関する「無料放送交渉」発言を受け、「すでに交渉は終了した」との認識を発表した。

上写真=JFAの田嶋幸三会長(写真◎Getty Images)

条件をご提案いただいた事実はございます

 DAZNは28日夜、リリースという形で現状を報告した。

「本日報道にありました、公益財団法人日本サッカー協会様よりコメントがございました3月24日のAFCアジア予選-Road to Qatar-オーストラリア戦の無料放送に関する弊社DAZNとの交渉についてお知らせいたします。

 日本サッカー協会様からは一度条件のご提案をいただいた事実はございますが、ご提案内容がすでにDAZNにご加入いただいているお客様やファンの皆様にとってフェアなものではなく、両者の共通認識として交渉はすでに終了していると捉えております。

 ファンの皆様にこれ以上の混乱をきたしたくないという想いから、本日時点でこの事実を発表させていただき、AFCアジア予選 -Road to Qatar- 第9戦のオーストラリア vs 日本をDAZNにて独占配信することをあらためてお知らせいたします。

 DAZNは2016年のローンチ以降、日本サッカー界を盛り上げることをミッションとし、2017年から明治安田生命J1、J2、J3リーグの全試合配信をスタートしました。その後も日本人選手が活躍する海外サッカーコンテンツを積極的に配信し、昨年秋には日本初の女子プロサッカーリーグYogibo WE リーグの配信も開始しております。1月末から2月上旬にはAFC女子アジアカップ2022も全戦独占ライブ配信を行いました。DAZNでは日本サッカーファンの皆様に楽しんでいただけるコンテンツを続々と配信してまいります。これからもぜひDAZNで日本サッカーをお楽しみください」

 田嶋会長はカタールW杯出場がかかるオーストラリア戦について、地上波での放送などより多くのファン・サポーターが視聴できる環境を整えたいとの考えを持つ。一方でDAZNは2月4日の時点で独占放送することを発表していた。


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