日本代表は1日、サウジアラビア戦との重要な試合に2-0で勝利を飾った。次戦、3月24日のオーストラリア戦に勝てば、W杯出場が決定。日本サッカー協会の田嶋幸三会長は最終予選は3試合で2敗する厳しいスタートとなったが、一丸となって進み、ついに王手をかけた森保監督とチームを称賛した。

上写真=サウジアラビア戦の勝利を受けてコメントを発表した田嶋幸三会長(写真◎J.LEAGUE)

まだ何も決まっていない

 日本代表はグループBの首位に立つサウジアラビアに完勝し、順位は2位のままだが、勝ち点1差に詰め寄り、W杯出場に王手をかけた。

「この2試合を埼玉スタジアムで開催できたことについて、日本政府、埼玉県、多くの関係者の皆様にあらためて御礼申し上げます。多くのファン・サポーターの方の前で埼玉スタジアムで試合ができたことが間違いなく結果につながったと思う。

 両チームともに気持ちの入った良い試合だったが、日本の選手たちの気持ちがそれを上回ったと思う。森保監督、スタッフ、選手たちが一致団結してまとまっている証が結果として表れている。素晴らしいプレーをしてくれた選手たちに感謝したい。

 ただし、まだ何も決まっていないし、残りの試合をしっかりと勝たなければならない。シーズン前の大事な時期にもかかわらず、選手たちを送り出してくれたJクラブの皆さんにも深く感謝いたします。スタジアムにお越しいただいて選手たちを後押ししてくれたファン・サポーターの皆様、TVで声援を送ってくれた皆様に御礼を申し上げます。残りの試合も日本サッカー界全体で戦ってまいります」

 田嶋会長は「まだ何も決まっていない」とも強調。日本は次戦、オーストラリアに勝てば、カタール行きが決まる。


This article is a sponsored article by
''.