上写真=インドで隔離を続け、チーム合流を目指すことになった岩渕真奈(写真◎Getty Images)
18日の検査で陽性を確認
18日に女子アジア杯の開催地であるインド入国時の検査で、岩渕真奈に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認された。大会を主管するAFCの規定では、隔離を続け、無症状で7日目に陰性が確認されれば、チームに合流することができる(1月24日が7日目)。岩渕はインドで自室での隔離を続け、復帰を目指すことになった。
日本は21日にグループステージのミャンマー戦、24日にベトナム戦、27日に韓国戦に臨む。陰性が確認されれば、韓国戦の前にチームに合流できる計算。むろん、回復が何より優先されるが、大会中の復帰も可能だ。
団長としてチームとともにインド入りしている佐々木則夫女子委員長が今回の件についてコメントを発表した。
「まずは岩渕真奈選手の回復のために、JFAとしてしうるサポートを全てしていく所存です。AFCのレギュレーションとして最短でも1月24日(月)まで自室での隔離を続け、また24日の検査での陰性と、検査日までの直近3日間の継続した無症状をもって隔離解除となるため、当面チームからは離れた状況が続きます。
今後の岩渕選手の体調、コンディションを注視したうえでの判断になりますが、現時点ではチームとして彼女の復帰を待ち、彼女と共にこのAFC女子アジアカップを戦っていく方針です。初戦は選手1名を欠いた中での戦いとなりますが、池田太監督は着々と準備を進めてくれていますし、選手も変わらず初戦に向けて集中しています。全員でFIFA女子ワールドカップへの切符を、そしてアジアのタイトルを獲得できるよう引き続き戦ってまいります」
まずはチーム一丸となってグループステージの2試合に勝ち、岩渕の合流を持つ。