ガイナーレ鳥取MF河村匠が2026/27シーズンのチーム初得点を決めた。ホームでFC大阪と対戦した8月8日の明治安田J3リーグ開幕戦で、39分にクロスを左足で合わせて先制点。通常とは異なる右サイドに入り、鋭いドリブル突破を見せるなど躍動したが、後半に追いつかれて引き分けに終わった結果を受け、すぐに次節の戦いへと目を向けていた。

上写真=左利きだが右サイドに入ってプレーした河村。タッチライン際での鋭い突破などで貢献した(写真◎石倉利英)

■2026年8月8日 明治安田J3リーグ第1節(@Axis:観衆3,960人)
鳥取 1-1 FC大阪
 得点:(鳥)河村匠
    (大)水口湧斗

「本当にありがとうございます、という感じ」

 序盤のFC大阪の攻勢をしのいだ鳥取は39分、MF矢島慎也がエリア内左サイドに走り込んでパスを受け、巧みな反転から右足でクロス。右サイドでフリーとなっていた河村が左足で合わせて先制点を奪った。

「サイドの深い位置にボールがあってクロスが上がってきたら、逆サイドの選手が詰め切るように言われていた」と語る動きから新シーズンのチーム初得点。「自分はクロスが来ると信じていただけですけど、触るだけというボールが入ってきたので、本当にありがとうございます、という感じ」とアシストの矢島に感謝した。

 この日の鳥取は、これまで右サイドでプレーしていた右利きのDF荒井涼が左サイドに入り、左利きの河村は右サイドでプレー。後半にはタッチライン際で相手選手2人をドリブルでかわし、クロスを送る場面もあったが、「結局、あのシーンも得点につなげられていないし、自分のサイドからもっとチャンスをつくらなければいけなかった」と反省点を口にした。

 鳥取は51分に失点し、その後はお互いにチャンスがあったが2点目は生まれず1-1の引き分け。ホームで勝ち点1に終わり、河村も「結果的に勝ち切れていないので、満足のいく結果ではなかったですし、評価される試合ではない」と厳しい表情で語った。

 それでも、キャプテンの矢島が試合前に語った言葉を引き合いに「開幕戦はリーグ戦の38分の1でしかない。38試合戦っていくうちの1試合なので、一喜一憂している場合ではない」と前を向いた。8月16日の次節はアウェーで愛媛FCと対戦する。今季初勝利に向けて「1週間で今日の試合以上にコンディションを作って、次の試合に全員で臨まなければいけない」と決意を新たにしていた。

取材・写真◎石倉利英


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