上写真=左利きだが右サイドに入ってプレーした河村。タッチライン際での鋭い突破などで貢献した(写真◎石倉利英)
■2026年8月8日 明治安田J3リーグ第1節(@Axis:観衆3,960人)
鳥取 1-1 FC大阪
得点:(鳥)河村匠
(大)水口湧斗
「本当にありがとうございます、という感じ」
序盤のFC大阪の攻勢をしのいだ鳥取は39分、MF矢島慎也がエリア内左サイドに走り込んでパスを受け、巧みな反転から右足でクロス。右サイドでフリーとなっていた河村が左足で合わせて先制点を奪った。
「サイドの深い位置にボールがあってクロスが上がってきたら、逆サイドの選手が詰め切るように言われていた」と語る動きから新シーズンのチーム初得点。「自分はクロスが来ると信じていただけですけど、触るだけというボールが入ってきたので、本当にありがとうございます、という感じ」とアシストの矢島に感謝した。
この日の鳥取は、これまで右サイドでプレーしていた右利きのDF荒井涼が左サイドに入り、左利きの河村は右サイドでプレー。後半にはタッチライン際で相手選手2人をドリブルでかわし、クロスを送る場面もあったが、「結局、あのシーンも得点につなげられていないし、自分のサイドからもっとチャンスをつくらなければいけなかった」と反省点を口にした。
鳥取は51分に失点し、その後はお互いにチャンスがあったが2点目は生まれず1-1の引き分け。ホームで勝ち点1に終わり、河村も「結果的に勝ち切れていないので、満足のいく結果ではなかったですし、評価される試合ではない」と厳しい表情で語った。
それでも、キャプテンの矢島が試合前に語った言葉を引き合いに「開幕戦はリーグ戦の38分の1でしかない。38試合戦っていくうちの1試合なので、一喜一憂している場合ではない」と前を向いた。8月16日の次節はアウェーで愛媛FCと対戦する。今季初勝利に向けて「1週間で今日の試合以上にコンディションを作って、次の試合に全員で臨まなければいけない」と決意を新たにしていた。
取材・写真◎石倉利英
