上写真=ホームで連敗して鳥取に乗り込んできた熊本が、後半の2得点で鳥取を下した(写真◎石倉利英)
■2026年4月25日 J2・J3百年構想リーグ第12節(@Axis:観衆1,456人)
鳥取 0-2 熊本
得点:(熊)ベ・ジョンミン、青木俊輔
3試合ぶりの勝利
前半は鳥取が良い形でボールを奪うシーンが多く、何度かチャンスを作ったが、12分にDF温井のロングパスをFW星がヘッドで狙ったシュートは、熊本GK佐藤の好セーブに阻まれる。鳥取は前節までのホーム4試合が無得点で、ホーム初得点と初勝利を目指して意欲的に攻め込むものの、ネットを揺らすには至らなかった。
熊本は最終ラインからのパス回しがスムーズにいく場面が少なかったが、敵陣でのセットプレーなどでゴールを目指す。44分にはサイドチェンジからの折り返しをFWベ・ジョンミンが左足で合わせたが、こちらは鳥取GKバーンズ・アントンに阻まれた。
後半は熊本がカウンター、鳥取がサイドアタックで良い形を作るも、なかなかスコアが動かなかったが、熊本が62分に均衡を破る。CK後の混戦からエリア内右サイドで浮き球をうまく処理したベ・ジョンミンが、振り向きざまに左足を振り抜くと、強烈な弾道のボールがGKの頭上を破って先制点となった。
熊本は67分にエリア外中央からのMF上村のシュートが上に外れ、76分にはMF半代がGKとの1対1の決定機で右に外すなど、追加点を奪えない。それでも88分、FKのピンチをはね返したボールを、鳥取GKバーンズ・アントンがハーフウェーライン付近まで出てきてパスでつなごうとしたところをインターセプト。これを拾ったMF青木が、左サイドの約40メートルの距離から左足で無人のゴールに蹴り込み、決定的な2点目を奪った。
終盤のピンチをしのいだ熊本は、無失点で3試合ぶりの勝利。片野坂知宏監督は「複数得点を取れて、クリーンシートで終えることができた、結果が出たことが非常によかった。これはもう、ファン・サポーターの皆さんの声援、そして選手たちが最後まで切らさず、エネルギーを出してくれたからこそだと思う」と勝利を喜んでいた。
取材・写真◎石倉利英
▼出場メンバー
・鳥取:GKバーンズ・アントン、DFヴァンイヤーデン・ショーン(68分:鄭翔英)、二階堂正哉、温井駿斗(73分:河村匠)、荒井涼、MF小澤秀充、木内達也(68分:東條敦輝)、矢島慎也、本保奏希、FW三木直土(82分:チャ・ウォンジュン)星景虎(68分:篠田大輝)
・熊本:GK佐藤史騎、DF薬師田澪、岩下航、李泰河、MF藤井皓也、上村周平(86分:鹿取勇斗)、飯星明良(HT:半代将都)、根岸恵汰(79分:三島頌平)、青木俊輔、大本祐槻(79分:松田詠太郎)、FWベ・ジョンミン(69分:那須健一)

