上写真=1トップに入って前線での守備でも奮闘した山本。加入内定発表から3日後の公式戦デビューとなった(写真◎石倉利英)
■2026年3月22日 J2・J3百年構想リーグ第7節(@Axis:観衆1,620人)
鳥取 0-0(PK3-5) 鹿児島
「日の丸を背負うのが目標」
埼玉県出身で、地元のサイタマジュニアFC、坂戸ディプロマッツを経て前橋育英高(群馬)に進み、現在は神奈川大3年の山本は、3月19日に2026/27シーズン(2027年1月)の鳥取への加入内定と、JFA・Jリーグ特別指定選手への登録が発表された。18日から練習に合流して「スタメンを目指してやっていた」という意気込みで臨み、先発出場はならなかったが控えメンバー入り。スコアレスで迎えた60分から途中出場してプロの舞台に立った。
出場直後にエリア内でドリブル突破を図って倒れるも主審の笛は鳴らず、その後もアグレッシブなプレーを見せたが無得点。鳥取は0-0からのPK戦で敗れ、試合後は「点が取れなくて悔しかった。(プロの公式戦でも)やれないことはなかったですが、自分の特徴を分かってもらったり、もう少し周りと連係していかないと、結果には結びつかないと思う」と振り返った。
「喜びはありましたが、そんなに緊張はせず、普段と変わらない試合だと思っていたので、物おじはしなかった」というデビュー戦。合流5日目での試合とあって連係を深める時間は限られていたが、「そういう状況でも結果を残す選手は残すので、残せなかったのは悔しい」と自らに矢印を向けた。
4年生になる新年度を前に、3月29日の次節・サガン鳥栖戦までは鳥取に残って活動する予定だ。21歳のストライカーは「日の丸を背負うのが最終的な自分の目標。ここからステップアップして、もっと自分の価値を高めていきたい」と今後を見据えていた。
取材・写真◎石倉利英
