ガイナーレ鳥取MF西田結平が今季リーグ戦初出場を経て、さらなるチームへの貢献を誓った。11月9日の明治安田J3リーグ第35節・FC岐阜戦で今季初めて控えメンバーに入り、試合終盤に途中出場。勝利の瞬間をピッチ上で迎えたものの、出場後に失点したことに悔しさをにじませ、今季の残り3試合で結果を出すべく意気込んでいる。

上写真=前節で今季リーグ戦初出場を果たした西田。残り3試合で多くの出場機会をつかむべく練習を重ねる(写真◎石倉利英)

「日頃の練習からやっていく」

 今季は負傷離脱もあり、5月の天皇杯1回戦での途中出場が公式戦唯一の出場機会だった西田は、岐阜戦で82分から途中出場。鳥取は59分に岐阜に退場者が出たこともあって81分までに4-1とリードしていたが、84分に失点し、4-2で試合を終えた。

「相手が10人になったり、出場する直前でもう1点入ったり、いろいろな状況がありましたけど、(出場後に)失点してしまったのが…」と悔しそうに振り返った一方、前述の天皇杯1回戦は敗れており、勝利の瞬間をピッチ上で迎えたのは今季初めて。「久しぶりに試合に出て、ファン・サポーターの方が応援してくれるのを目の当たりにして、やっぱりいいな、と思った」と語る言葉には実感がこもっていた。

 練習でハードに戦う姿勢を見せながらも出場機会が遠かったが、初出場を経て「ピッチで何ができるのか、示し続けるしかない」と決意を新たに。シーズン終盤に入って「残り3試合に向けて、日頃の練習からやっていく」と力強く語った。

 リーグ戦は残り3試合で、11月16日の次節はホームでギラヴァンツ北九州と対戦する。プロ2年目のアタッカーは、より多くの出場機会に向けて「得点やアシストで見せていかなければいけない」とポイントを挙げ、「強度など別の部分でも、他の選手以上に見せていく必要がある」と闘志を燃やしていた。

取材・写真◎石倉利英


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