ガイナーレ鳥取DF田中恵太が、残り4試合のリーグ戦への意気込みを語った。直近2試合の明治安田J3リーグに続けて先発し、今季初めて2試合連続でスタメン出場。個人的には結果を残したがチームが敗れたり、苦しい試合でもチームは勝ったり、いろいろな展開がある中で、常に万全の準備で次の試合に臨む意識を強調している。

上写真=今季初の2試合連続スタメンだった田中。残り4試合での浮上に貢献すべく練習を重ねる(写真◎石倉利英)

「いろいろな試合がある」

 10月26日の第33節・テゲバジャーロ宮崎戦でリーグ戦6試合ぶりに先発した田中は、11月2日の第34節・カマタマーレ讃岐戦にも先発。リーグ戦2試合連続の先発出場は今季初めてで、宮崎戦は57分、讃岐戦は70分までプレーした。

 宮崎戦では7分に右から正確なセンタリングを送り、MF永野修都のJリーグ初得点となる先制点をアシストしたが、その後に4失点して1-4で敗戦。一方で讃岐戦は多くの時間で劣勢を強いられ、田中自身も見せ場は少なかったものの、前半の1点を守り切って1-0で勝利した。

 対照的な内容の2試合について「相手があることなので、少ないチャンスで1点を取って勝ったり、チャンスがあっても勝てなかったり、いろいろな試合がある」と指摘。次節に向けて「自分たちが何をするのか準備すること、試合の中で相手を見て判断していくことが大事になる」と振り返った。

 その次節は11月9日、アウェーでFC岐阜と対戦する。まずは連勝して残り4試合で13位から少しでも順位を上げるべく、35歳のベテランは「勝つ確率を上げるために、しっかり準備してプレーしたい」と静かに闘志を燃やしていた。

取材・写真◎石倉利英


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