ガイナーレ鳥取MF普光院誠が、残り14試合となった明治安田J3リーグでの一戦必勝を誓った。次節は今季苦手としているアウェーでの試合だが、J2昇格プレーオフ圏内を目指すためには勝ち点を伸ばすことが必須。途中出場で流れを変え、チームを勝利に導く役割を果たすべく意気込んでいる。

上写真=次節に向けて練習を重ねる普光院。現在は後半からの途中出場が多い(写真◎石倉利英)

「考え過ぎないようにしたい」

 8月23日の第24節・松本山雅FC戦には、鳥取のクラブ史上最多となる1万1995人が詰めかけた。普光院は0-0で迎えた65分に途中出場。シャドーの一角に入り、積極的にゴールを目指した。

 シーズン途中から後半の途中出場が続いており、「試合を落ち着かせたり、流れを読んで自分たちのペースにすることが、いまの役割だと思っていて、その中で得点につながるプレーをしようと意識している」と語る。78分には左サイドからドリブルで突破して右足でニアサイドを狙ったが、GKに阻まれて得点とはならなかった。
 
 そのまま0-0の引き分けに終わり、鳥取は今季のホーム無敗を守ったものの、ホームでの連勝は7でストップ。順位は8位で変わらなかったが、J2昇格プレーオフ圏内の6位との勝ち点差は8に広がり、離されずついていけるかの正念場を迎えている。

 8月30日の次節はアウェーでツエーゲン金沢と対戦する。今季は敵地で1勝1分け10敗と分が悪く、流れを変えたいところだ。「他の人にボールが入ったとき、相手より少し早く動き出すだけでチャンスはできると思うので、練習から意識している」と語る背番号14は、「アウェーで勝てないことに大きな理由があるわけではないので、考え過ぎないようにしたい。ホームでもアウェーでも関係なく、残り試合の大事な一戦だと考えて勝ちたい」と闘志を燃やしていた。

取材・写真◎石倉利英


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