ガイナーレ鳥取MF玉城大志が、新天地での活躍を期している。ザスパ草津からの期限付き移籍で加入し、8月24日が初のリーグ戦。旧知の仲のチームメイトとともに練習に励み、自らの価値を高めることと、下位からの脱出を目指す鳥取への貢献を両立させるつもりだ。

上写真=群馬からの期限付き移籍で加入した玉城。新しい環境で奮闘している(写真◎石倉利英)

期限付き移籍は「すぐに決めた」

 8月18日に期限付き移籍が発表され、同日から鳥取での練習を始めた。GK井岡海都が仙台大時代の3学年上、DF大城蛍が浦和レッズユース時代の1学年上で、「チームに慣れるところからですが、先輩がいるし、同期にも知り合いが何人かいるので、やりやすいです」という。

 ジュニアからユースまで浦和のアカデミーで育ち、仙台大を経て今季、群馬に加入。明治安田J2リーグで9試合に出場したものの、6月の第18節以降はメンバー外が続いており、期限付き移籍は「オファーをもらったタイミングで、すぐに決めた」と振り返る。

「攻守両面の運動量や、左足のキックでチャンスを作ったり、ボールを前進させることが自分の武器」と語り、練習では周囲に声を掛けながら積極的にプレーする姿が見られた。前節終了時点でリーグ戦17位の鳥取を、浮上へと導く起爆剤となるべく意気込む。

 8月24日のJ3第25節・ホームでのFC大阪戦が加入後初試合。「鳥取に勝ち点を与えられる存在になりたい。試合に絡んで自分自身の価値を高める個人の成長と、チームの勝利にこだわっていく」と言葉に力を込めていた。

取材・写真◎石倉利英


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