FC琉球DF鈴木順也が4月28日の明治安田J3リーグ第11節で、昨季までプレーしたガイナーレ鳥取との古巣対戦に臨んだ。開始直後の先制点の起点となり、ゴール前での体を張った守りなど攻守に奮闘したものの、結果は悔しい敗戦に。試合後はチームの課題を指摘し、ホームに戻る次節での勝利を誓った。

上写真=昨季までホームとしてプレーしていたAxisバードスタジアムに乗り込んだ鈴木。悔しい敗戦となった(写真◎石倉利英)

■2024年4月27日 J3リーグ第11節(@Axis:観衆1,711人)
鳥取 2-1 琉球
 得点:(鳥)温井駿斗、田中恵太
    (琉)富所悠

「2点目、3点目を取らないと…」

 琉球は前半のキックオフを直接、最終ラインの鈴木までバックパス。鳥取のプレッシャーを見極めてパスをつなぎ、攻撃の起点となった鈴木が右サイドに展開すると、相手に一度もボールを触らせず、開始わずか39秒で先制点を奪った。

 だが、その後のチャンスを鳥取GK櫻庭立樹に防がれるなど追加点を奪えずにいると、38分と43分に失点。1-2と逆転されてハーフタイムを迎えることになり、「前半は良い形で、失点シーン以外は自分たちのやりたいことができたので、2点目、3点目を取らないと、こういう厳しい試合になる」と振り返った。

 今季は「開幕してから、ずっとそういう試合」とも語った。4月24日のJリーグYBCルヴァンカップでガンバ大阪に2-1で勝ち、J1クラブ相手にジャイアントキリングを達成したことを踏まえて「(G大阪戦のように)決め切れば勝てる。ゴール前での差が出たと思う」と指摘。それでも後半のピンチをしのぎ、後半アディショナルタイムにはPKを獲得したが、FW白井陽斗のキックが止められ、「紙一重のところですが、勝ち点を取れずに帰るのは悔しい」と唇をかんだ。

 ザスパクサツ群馬から2021年に鳥取に加入し、昨季まで3年間プレーしたのち、今季は琉球に完全移籍。昨季までのホームに対戦相手として乗り込み、「まだ半年もたっていないので、めちゃくちゃ懐かしいということはなかったですが、この素晴らしいピッチでプレーできるのは選手として幸せ。鳥取の声援を聞きながら90分間、プレーできた」と思いを明かした。

 試合後、かつてのチームメイトと旧交を温めていたが、「結果につながらなかった」悔しさは募る。5月3日にホームで行なわれる次節・カマタマーレ讃岐戦に向けて「次はホームでできるので、しっかり振り返って準備したい」と気持ちを切り替えていた。

取材・写真◎石倉利英


This article is a sponsored article by
''.