ガイナーレ鳥取が9月7日、東海学園大MF常安澪(つねやす・みお)の来季新加入が内定したと発表した。川崎フロンターレU-18を経て、大学で力を伸ばしてのプロ入り。JFA・Jリーグ特別指定選手にも認定され、今季の明治安田生命J3リーグへの出場も可能になっている。
上写真=鳥取への来季新加入が内定した常安。特別指定選手として週末のリーグ戦から出場が可能になる(写真◎石倉利英)
22歳の誕生日前日に加入内定
2001年9月8日生まれ、東京都出身の常安は和田ブルドッグSC、杉並ソシオFC U-15を経て、高校時代は川崎FのU-18でプレー。卒業後は東海学園大に進んで着実に成長し、今年2月にはデンソーカップチャレンジサッカーの東海選抜にも選出されている。
鋭い背後への抜け出しや精度の高いボールコントロール、ライン間でパスを受けてのターンなど多彩な動きが光るアタッカーで、前線の複数のポジションでプレーできる。練習参加を経て評価を高め、22歳の誕生日前日に来季の加入内定が発表された。
また、9月5日付でJFA・Jリーグ特別指定選手に認定されたことも発表され、9月9日の第26節から今季のJ3リーグへの出場も可能になっている。本人がクラブを通じて発表したコメントは以下のとおり。
「今シーズンから特別指定に承認され、2024シーズンから加入することになりました東海学園大学の常安澪です。
これまで育ててくださった両親や監督、コーチ、そして、かかわってきた方々には本当に感謝しています。
今シーズンの試合は残り半分を切っていますが、早く試合に出てチームに貢献できるようにしていきます。また、試合に出場したときは見ている人が楽しんでもらえるようなプレーをしたいと思っているので、応援よろしくお願いします」