ガイナーレ鳥取の金鍾成監督が契約を更新し、2023年シーズンも指揮を執ることが発表された。2018年にFC琉球をJ2昇格に導いた指揮官は、22021年5月に鳥取の監督に就任。2年目の今季を経て、来季が3年目の指揮となる。

上写真=来季も指揮を執ることが発表された金鍾成監督(写真◎GAINARE TOTTORI)

琉球、鹿児島でも指揮

 1964年4月23日生まれ、東京都出身の金鍾成監督は、現役時代のポジションはFWで、在日朝鮮蹴球団、ジュビロ磐田、コンサドーレ札幌でプレー。1992年に広島で開催されたアジアカップなどで北朝鮮代表でもプレーしている。

 現役引退後は指導者の道に進み、2016年に当時J3の琉球の監督に就任すると、3年目の18年にJ3優勝・J2昇格に導いている。19年からは鹿児島ユナイテッドFCで指揮を執り、20年限りで退任。21年5月、髙木理己監督を解任した鳥取の監督に就任した。
 
 2年目の今季は明治安田生命J3リーグで開幕2連敗を喫すると、第10節まで1勝1分け8敗とスタートダッシュに失敗。調子が上向いた時期もあったが、10月16日の第29節で敗れて3連敗となり、18チーム中15位と低迷している。契約更新について本人のコメントは発表されていないが、3シーズン目の指揮となる来季は上位進出、2013年以来のJ2復帰が期待される勝負の1年となる。


This article is a sponsored article by
''.