上写真=新潟のMF秋山裕紀が鹿児島でチャンスをつかむ(写真◎J.LEAGUE)
チャレンジしたいという想いから決断
J3で現在9位、昇格圏の2位とは7ポイント差に立つ鹿児島ユナイテッドFCが獲得したのは、アルビレックス新潟のMF秋山裕紀。独特のパスセンスを持つボランチで、柔らかいタッチから味方が走り込む場所にボールを届ける空間認知能力は抜群だ。
ただ、プロ3年目の今季はJ2リーグで出場がなく、出場機会を求めての育成型期限付き移籍を決断した。
「アルビレックス新潟から育成型期限付き移籍で加入しました、秋山裕紀です。チームのスタイルや雰囲気を早くつかみ、J3リーグ優勝とJ2リーグへの再昇格に向けて、誰よりも強い気持ちをプレーに表しながら、全身全霊で戦います。応援をよろしくお願いいたします」
昨季もシーズン途中でJ3のアスルクラロ沼津に移って8試合出場3得点を記録しており、さらなる出場機会をつかんでJ3の後半戦で貢献する意欲だ。
新潟のファン・サポーターにはクラブを通じてメッセージ。
「鹿児島ユナイテッドFCに育成型期限付き移籍することとなりました。
新潟でプレーを続けて成長することも考えましたが、試合に出たい気持ちやチャレンジしたいという想いから、このたびの決断をしました。鹿児島で真摯にサッカーと向き合い、結果を残したいと思います。
今、新潟にいる選手たちはレベルが高く、J1に昇格することを信じていますし、サポーターの皆さんも後押しを続けてほしいです。皆さんの耳に、自分が活躍するニュースを届けられるように一生懸命に頑張ってきます」
なお、期限付き移籍期間は2022年1月31日までで、新潟と対戦するすべての公式試合に出場できない。8月14日から鹿児島に合流する予定だ。
秋山裕紀(あきやま・ひろき)
■生年月日:2000年12月9日(20歳)
■出身地:群馬県
■ポジション:MF
■身長/体重:176cm/70kg
■背番号:25
■経歴:前橋FC→前橋育英高→アルビレックス新潟→アスルクラロ沼津→アルビレックス新潟