AC長野パルセイロは29日、昨シーズン限りで退団したFW宇野沢祐次が現役を引退することを発表した。明日30日に引退会見が行なわれ、2月よりアカデミースタッフに就任することも発表された。

上写真=現役を引退することが決まったFW宇野沢(写真◎J.LEAGUE)

長野のレジェンドが引退

 柏の下部組織出身の宇野沢は02年にトップチームに昇格し、力強いドリブルを武器に1年目から活躍。03年にはワールドユース選手権(U-20W杯)に臨むU-20日本代表に選出された。07年に福岡に移籍し、JAPANサッカーカレッジを経て、10年に当時北信越1部リーグだった長野に加入。13年にはJFLで得点王とMVPに輝く活躍でチームのJ3昇格に大きく貢献した。長野には昨季まで10シーズン在籍し、226試合82得点を記録している。

 アカデミースタッフに就任することが決まった宇野沢は、クラブを通じて「現役を引退し、指導者の道に進むことにしました。自分が現役生活で得たものを伝えていきたいと思います。長い間応援ありがとうございました」とコメント。明日30日に開かれる引退会見の模様は、クラブ公式インスタグラム(@acnaganoparceiro.official)でライブ配信される予定。


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