横浜FCのFW宮田和純が、ガイナーレ鳥取に育成型期限付き移籍することが発表された。中学、高校とFC東京のアカデミーで育ち、流通経済大を経て今季加入したルーキーは、開幕からリーグ戦では出場機会がなく、J3のクラブで実戦経験を積むことを目指す。
上写真=加入1年目の宮田は今季、横浜FCではYBCルヴァンカップが唯一の公式戦出場だった(写真◎J.LEAGUE)
高校時代にJ3に出場
2001年4月28日生まれ、東京都出身の宮田はリバティ保木間、レジスタFCを経て中学時代はFC東京U-15深川でプレー。FC東京U-18の高校3年生だった2019年には、FC東京U-23の一員としてJ3リーグ3試合に出場している。
トップチーム昇格はならず、流通経済大で力を伸ばして今季、横浜FCに加入。だが明治安田J2リーグではメンバー外が続き、4月24日のJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦・ファジアーノ岡山戦で交代出場から31分間プレーしたのが唯一の公式戦出場だった。
期間は2025年1月31日までで、この間に横浜FCと対戦する公式戦には出場できない。鳥取は4月29日にセレッソ大阪から育成型期限付き移籍で加入したFW木下慎之輔に続き、今季開幕後のFW補強は2人目となる。両クラブを通じて本人が発表したコメントは以下のとおり。
●横浜FC
「このたびガイナーレ鳥取に育成型期限付き移籍することになりました。成長し横浜FCの力になれるように全力で頑張ります」
●鳥取
「このたび横浜FCから育成型期限付き移籍してきました宮田和純です。ガイナーレ鳥取の勝利に貢献できるように全力を尽くします。ファン・サポーターの皆さん、よろしくお願いします」