上写真=町田をけん引したエリキがJ2MVPを受賞した(写真◎J .LEAGUE)
ベストイレブンに清水勢が3人
MVPを受賞したのは、J2を制し、初のJ1昇格を達成した町田のFWエリキだった。30試合に出場し、攻撃の中心としてチームをけん引。クラブの歴史に残るシーズンで重要な働きを見せ、18得点6アシストと数字の上でも文句なしの結果を残した。
「この賞をいただけたこと、本当に感謝します。(受賞の要因は?)我々が今シーズンやってきた仕事、その成果だと思っています。日々のトレーニングの中でスタッフ、選手が一丸となってハードワークしてやった結果、この賞を得られたと思っています。本当にみんなに感謝します」
受賞の挨拶では、チームメイトやスタッフ、サポーターに対する感謝の思いを何度も口にした。
ベストイレブンはJ1昇格を逃したものの、清水勢が最多の3人となった。W杯経験者の権田修一、乾貴士に加え、守備の要として奮闘した鈴木義宜が選出されている。その清水とプレーオフを戦い、16年ぶりのJ1昇格を決めた東京ヴェルディからは宮原和也と主将の森田晃樹が選ばれ、惜しくもプレーオフ初戦で敗退となったが、千葉からも田口泰士、小森飛絢の2名が選ばれている。
また、最終優秀ゴール賞はベストイレブンにも選出された乾のゴールに決定。7月のアウェーの大分戦で決めたミドルシュートが選ばれている。
各賞の受賞者一覧
■最優秀選手賞
FW エリキ (FC町田ゼルビア/初受賞)
■ベストイレブン(J2)
GK 権田 修一(清水エスパルス/初)
DF 宮原 和也(東京ヴェルディ/初)
DF 鈴木 義宜(清水エスパルス/初)
DF リカルド・グラッサ(ジュビロ磐田/初)
MF 田口 泰士(ジェフユナイテッド千葉/初)
MF 森田 晃樹(東京ヴェルディ/初)
MF 乾 貴士(清水エスパルス/初)
MF 平川 怜(ロアッソ熊本/初)
FW 小森 飛絢(ジェフユナイテッド千葉/初)
FW エリキ(FC町田ゼルビア/初)
FW フアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎/初)
■得点王(J2)
FW フアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎/初)
■最優秀ゴール賞(J2)
MF 乾 貴士(清水エスパルス/初)
第25節7月9日(日)大分vs清水(レゾド)・63分
■優勝監督賞(J2)
黒田 剛(FC町田ゼルビア/初)
■優秀監督賞(J2)
横内 昭展(ジュビロ磐田/初)