徳島ヴォルティスは7月12日、アビスパ福岡からMF杉本太郎を完全移籍で獲得したと発表した。杉本は2017年、18年にも徳島でプレーしており、再加入となる。背番号は44に決まった。

上写真=杉本太郎は2018年は徳島の「10」を背負って戦った(写真◎J.LEAGUE)

「アビスパでの経験を生かして」

「完全移籍で加入することになりました。4年ぶりの復帰となり、とても楽しみにしています。チームの勝利に貢献できるよう、全力で戦っていきます。応援よろしくお願いします」

 徳島ヴォルティスのファン・サポーターにそうあいさつしたのは、FW杉本太郎だ。

 2017年、18年に期限付き移籍で加わってJ2でプレーして以来、徳島に帰ってきた。特に17年は出場停止の1試合を除き、41試合に出場、6ゴールを挙げていて、18年は背番号10を与えられている。現在、徳島は26試合中、実に15試合で引き分けと勝ちきれないから、かつてのナンバー10が勝利へ導くことが期待されている。

 福岡では21年から1年半プレーし、J1で合計29試合にプレーした。ファン・サポーターには感謝のメッセージを残している。

「徳島ヴォルティスに移籍することになりました。約1年半お世話になりました。ファン、サポーターの皆さんとはコロナ禍でなかなか直接会う機会もなかったですが、いつも熱い応援をありがとうございました。
 ジンクスを打ち破った歴史的シーズンにアビスパに在籍できたことは僕にとって誇りですし、特に皆さんと一緒に達成した6連勝はとても思い出に残っています。
 アビスパでの経験を生かしてこれからも頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」

杉本太郎(すぎもと・たろう)
・生年月日:1966年2月12日
・身長/体重:162cm/62kg
・出身地:岐阜県
・経歴:岐阜VAMOS - 帝京大可児高 - 鹿島アントラーズ - 徳島ヴォルティス - 松本山雅FC - アビスパ福岡
・出場記録
J1通算:75試合3得点
カップ戦通算:11試合2得点
天皇杯通算:10試合3得点
J2通算:101試合12得点
J3通算:6試合0得点


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