ファジアーノ岡山は28日、京都サンガF.C.との契約を満了していたDFヨルディ・バイスが完全移籍で加入すると発表した。バイスは昨季も41試合に出場。京都の守備を引き締め、J1昇格に大きく貢献した。

上写真=岡山加入が決まったヨルディ・バイス(写真◎J.LEAGUE)

蹴って良し守って良しのCB

 初のJ1昇格を目指す岡山がJリーグ経験豊富で『昇格の実績』を持つDFを獲得した。2018年に長崎に加入したあと、徳島を経て、2020シーズンから京都でプレー。2021シーズンは41試合に先発フル出場し、昇格の決まった41節の千葉戦で負傷により途中交代したが、鉄人ぶりを発揮していた。

 まさに京都の昇格の立役者となったセンターバックだったが、「2年間の素晴らしい冒険」を終えて、契約満了により退団となっていた。

「ファジアーノ岡山で日本でのキャリアを続けられることを嬉しく思います。チームメイトとファンと一緒に戦うことを楽しみにしています」

 タフでハードで対人守備に自信を持ち、キック精度も高いCBの加入は、チームの守備力を高め、ビルドアップを安定させるに違いない。そしてその経験は若い選手にとっても大きなプラスとなるはずだ。

■ヨルディ・バイス(Jordy Buijs)
・生年月日:1988年12月28日(33歳)
・国籍:オランダ
・身長/体重:186cm/85kg
・ポジション:DF
・経歴:フェイエノールト→デフラーフスハップ(オランダ)→NACブレダ→SCヘーレンフェーン→ローダJC(以上オランダ)→CSパンドゥリイ・トゥルグジウ(ルーマニア)→シドニーFC(オーストラリア)→V・ファーレン長崎→徳島ヴォルティス(※期限付き移籍)→V・ファーレン長崎→京都サンガF.C.


This article is a sponsored article by
''.