水戸ホーリーホックは23日、トップチーム選手2名が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたと発表した。23日に選手とチーム関係者を対象とした抗原定性検査を実施し、選手1名が陽性判定となったため、同日にPCR検査を受検。陽性判定を受けた。また、当該選手と一緒に行動した選手1名もPCR検査の結果、陽性判定を確認した。

上写真=23日の検査で選手2名が陽性が明らかになった(写真◎J.LEAGUE)

陰性の結果を得た選手で活動は継続

 23日、クラブはトップチーム選手2名が陽性を受けたことを発表した。現在、保健所で濃厚接触者を特定中で、当面の間、トップチーム選手およびチーム関係者は毎朝、抗原定性検査を実施し、陰性が確認された者のみ、チーム活動に参加するとしている。なお、同日実施の抗原定性検査では当該選手以外の全員が陰性で、体調不良や発熱などの症状も確認されていない。当該選手の経過・症状は以下の通り。

■当該選手Aの経過・症状
・7月19日(月):オフ(体温36.5℃)
・7月20日(火):オフ(体温36.5℃)ノド喉に違和感あり
・7月21日(水):オフ(体温36.5℃)ノドに違和感あり
・7月22日(木):オフ(体温36.5℃)ノドに違和感あり
・7月23日(金):チーム活動参加前に抗原定性検査を実施し、陽性(体温36.5℃、ノドに違和感あり。咳が少しあり)。PCR検査で陽性の可能性が高い検査結果を受け、医師により陽性と診断。

■当該選手Bの経過・症状
・7月19日(月):オフ(体温36.2℃)
・7月20日(火):オフ(体温36.2℃)
・7月21日(水):オフ(体温36.1℃)嗅覚に違和感あり、自主的にPCR検査を受診し、陰性
・7月22日(木):オフ(体温36.2℃)嗅覚に違和感あり
・7月23日(金):チーム活動参加前の抗原定性検査では陰性(体温36.2℃、嗅覚に違和感あり)だったが、もう1名の陽性者と一緒に行動していたためにPCR検査を実施。陽性の可能性が高い検査結果を受け、医療機関で診察を受け医師によって陽性と診断。

 23日現在、当該選手両名は自宅に待機しており、療養方法について保健所の指示を待っている状況とクラブは説明している。


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