上写真=新加入選手、コーチが一同に介した。2021年の力になる(写真◎アルビレックス新潟)
「私のスタイルに適応した選手が揃いました」
「今季のチーム編成はいい形でバランスが取れていて、私のスタイルに適応した選手が揃いました」
アルビレックス新潟は1月20日に新体制発表記者会見を行い、9人の新加入選手と2人の新加入スタッフを紹介した。その席上で、隔離中のため自宅からオンラインで参加したアルベルト監督は、チーム編成への自信を口にした。
「昨シーズンは私にとって1年目でしたが、最初の数カ月は選手たちは新しいスタイルに適応するのに苦労して時間がかかりました。しかし、適応したあとはいいサッカーを表現できました。そのチームの中心選手が残っていい形でスタートできます。新加入選手もみんないいものを持っていて、完成度の高いプレーを表現してくれることを願っています」
アルベルト監督来日1年目の2020シーズンは、新しいスタイルの構築に時間を要したという現実がある。その反省を2年目に生かした。「スタイルに素早く適応できる選手、そういう長所を持った選手たちを新しく獲得することができました。すぐに適応してくれるでしょう」と、狙いを絞った補強を評価して、2年目の期待を口にした。
新加入選手もそれぞれに意気込みを語り、1月21日から始まる新シーズンを見据えた。主なコメントは次の通り。
7 FW 谷口海斗(←熊本)
「チームの力になれるように全力で頑張りたいと思います」
「まずはオファーをいただいて熱い気持ちが伝わってきて、ここで戦いたいと思いました」
「フォワードなので得点を取るところとゴール前の迫力を出せればと思います」
「チームメートとのコンビネーション、シュートやゴール前での駆け引きで良さを出して得点を重ねていきたい」
「背番号が7なので7点以上、そして2ケタを目指して頑張りたいです」
8 MF 高 宇洋(←G大阪)
「昇格という目標に向けて頑張りたいと思います」
「熱意を感じましたし、去年対戦して、やっているサッカーが魅力的でしたし、自分がもっと成長すると感じたので決断しました」
「(ストロングポイントは)運動量とボール奪取です」
「(去年対戦してみて)ビッグスワンは広いなと感じました。入場制限がありましたので多くのお客さんが入れませんでしたが、昔から知っているチームだし、満員のお客さんが入ると聞いていて、それを見たこともあったので(アルビレックスは)そういうイメージです」
9 FW 鈴木孝司(←C大阪)
「たくさん点を取って、勝利に貢献したいと思います」
「オファーをもらって熱意がすごく強いものでした。自分自身、このクラブに入ってゴール取っている姿が頭の中に浮かんで、このチームをJ1に昇格させたい気持ちが強かったです」
「フォワードなので、得点力と相手との駆け引きやチームのために走って戦うところを見てほしいと思います」
「常にゴールを意識したプレーをして、チームメートの特徴を早く理解することでゴールやチャンスを多く生み出せると思うので、最初の練習からそこを意識してやっていきたい」
「出た試合で1点を取るのが目標です」
19 星 雄次(←大分)
「毎試合、そしてシーズンが終わったときに新潟のすべての人を笑顔にできるように頑張りたいと思います」
「新潟がやっているサッカーが自分のサッカー観やいままでやってきたサッカーに通じるものがあったので、その中で力を発揮したいと思いました」
「(特徴は)運動量や、攻撃参加したときに良い変化を加えたり、良い結果を出すことです」
23 FW 小見洋太(←昌平高)
「1試合でも多く試合に出て、1得点でも多くゴールを取って昇格に貢献したいと思います」
「オフ・ザ・ボールの動き出しと、フォワードなので得点で貢献したいと思います」
「シュートを打たないと決まらないので、シュートへの意識を持って、バリエーションを増やしていきたいと思います」
「具体的な(ゴールの)数字は出していませんが、チーム内得点王を目指したいと思います」
25 DF 藤原奏哉(←北九州)
「新潟のために1年間戦います」
「単に蹴るサッカーではなく、しっかりボールをつないでいくという意図が感じられて自分にフィットすると思いました。それから、サッカーに集中できる環境が整っているのも、決断するにあたってポイントになりました」
「ビッグスワンにアウェーチームとして来たときに、すごく広いなと感じました。サポーターに関しては熱くて毎試合多く来てくれるので、心強いと感じています」
「(ストロングポイントは)奪う能力と運動量です。このチームはさまざまなポジションでのプレーを求められると思うので、そこにも適応できます」
26 DF 遠藤 凌(←桐蔭横浜大)
「自分の持っているすべての力をチームに還元して、J1昇格に向けて戦います」
「一番にオファーしていただいたのと、このチームのサッカーを見てこの中で自分もプレーしてみたいと思って決めました」
「ディフェンスなのでゴールを守ることはもちろんですが、ビルドアップも求められるのでそこでも力を発揮できると思います。セットプレーでのゴールも狙っていきたいと思います」
35 DF 千葉和彦(←名古屋)
「来て初日にとんでもない雪に遭いまして、洗礼を受けました。懐かしい気持ちと雪の生活が始まるのかと、ワクワクじゃないけどうれしい気持ちになりました。オフ・ザ・ピッチ、オン・ザ・ピッチで持てる力を注げたらと思います。チームの目標を達成できるように取り組んでいきます」
「(移籍を決めたのは)ビッグスワンが僕を呼んでいたからです!」
「ディフェンスラインからのビルドアップが得意です。そして、チームメートやファン・サポーターを笑顔にできるところが武器です」
「(新潟のサッカーは)自分たち主導で進めたいというイメージで、みんな楽しそうにやってるなと思います。J2はより難しい戦いになりますが、初めてなので緊張しています」
37 MF 三戸舜介(←JFAアカデミー福島U-18)
「1試合でも多く試合に出て、昇格に貢献できるように頑張ります」
「最初のオファーで熱意を感じて、アルビレックスのサッカーに自分が合うと思って選びました」
「(特徴は)ポジションを固定せずに、いろいろなところに顔を出してチャンスメークするところです」
アルビレックス新潟は2021選手リスト
背番号 | 氏名 | Pos. | 生年月日 | 前登録チーム |
1 ◯ | 小島亨介 | GK | 1997.1.30 | 大分トリニータ |
4 ◇ | 岡本將成 | DF | 2000.4.7 | 鹿児島ユナイテッドFC |
5 | 舞行龍ジェームズ | DF | 1988.9.17 | 川崎フロンターレ |
6 | 秋山裕紀 | MF | 2000.12.9 | アスルクラロ沼津 |
7 ☆ | 谷口海斗 | FW | 1995.9.7 | ロアッソ熊本 |
8 ☆ | 高 宇洋 | MF | 1998.4.20 | レノファ山口FC |
9 ☆ | 鈴木孝司 | FW | 1989.7.25 | セレッソ大阪 |
12 | サポーター | |||
14 | 田中達也 | FW | 1982.11.27 | 浦和レッズ |
16 | ゴンサロ・ゴンザレス | MF | 1993.10.7 | CAフベントゥ=ウルグアイ |
17 | 福田晃斗 | MF | 1992.5.1 | 湘南ベルマーレ |
19 ☆ | 星 雄次 | DF | 1992.7.27 | 大分トリニータ |
20 ☆ | 島田 譲 | MF | 1990.11.28 | V・ファーレン長崎 |
21 | 阿部航斗 | GK | 1997.8.1 | 筑波大 |
23 △ | 小見洋太 | FW | 2002.8.11 | 昌平高 |
24 | ロメロ・フランク | MF | 1987.8.19 | FC町田ゼルビア |
25 ☆ | 藤原奏哉 | MF | 1995.9.9 | ギラヴァンツ北九州 |
26 △ | 遠藤 凌 | DF | 1998.7.6 | 桐蔭横浜大 |
27 | 大本祐槻 | DF | 1994.9.24 | V・ファーレン長崎 |
28 | 早川史哉 | DF | 1994.1.12 | 筑波大 |
31 | 堀米悠斗 | DF | 1994.9.9 | 北海道コンサドーレ札幌 |
32 ◇ | 長谷川巧 | DF | 1998.10.6 | ツエーゲン金沢 |
33 | 高木善朗 | MF | 1992.12.9 | 東京ヴェルディ |
35 ☆ | 千葉和彦 | DF | 1985.6.21 | 名古屋グランパス |
37 △ | 三戸舜介 | MF | 2002.9.28 | JFAアカデミー福島U-18 |
39 | 矢村 健 | FW | 1997.6.9 | 新潟医療福祉大 |
41 | 藤田和輝 | GK | 2001.2.19 | アルビレックス新潟U-18 |
50 ◯ | 田上大地 | DF | 1993.6.16 | 柏レイソル |
※ ☆=完全移籍、◯=期限付き移籍、◇=期限付き移籍から復帰、△=新加入
※ 選手リストは2021年1月20日現在