上写真=2016年以来、山口に復帰する島屋八徳(写真◎Getty Images)
やり残していたJ2からJ1への昇格
島屋にとって山口はプロ契約を結んだクラブであり、自身が大きく成長することになったクラブである。JFLからJ3、そしてJ3からJ2へとクラブがカテゴリーを上げていく過程で文字通りの主力選手としてチームに貢献した。そんなクラブに、5年ぶりに復帰することになった。
「レノファ山口を愛するみなさま。僕が山口を旅立ってから4年。
レノファ山口も、スポンサーのみなさま、ファン、サポーターのみなさま、そしてチームの為に戦ってきた選手、スタッフのおかげで大きく成長し、変化してきた事と思います。ですが、1つ成し遂げていないことがあります。それはJ1昇格です。
僕は今シーズン、昇格という言葉を多くの場面で発信していこうと思っています。それは、選手、クラブ関係者、スポンサーの方々、ファンサポーターのみなさんに、昇格を意識して実現できる事だと認識してもらうためです。レノファには昇格するだけの力があると信じています。
そのためには、クラブ、山口県、そしてレノファを応援してくださるみなさんの一体感や後押しが絶対に必要です。レノファに関わる全ての人が最高のシーズンになるように、みんなで戦っていきましょう! よろしくお願いします!」
2017年に山口から徳島に移籍し、18年途中にはJ1の鳥栖へと籍を移した。なかなか出番を得られなかったが、日本のトップカテゴリーを経験し、19年と途中からは再び徳島に戻ってプレーした。そして、2021年は山口で戦う。山口で2度の昇格を経験している島屋だが、J2からJ1へはチームを導けていない。「昇格という言葉を多くの場面で発信していこうと思っています」。島屋の目標は、明確だ。
島屋 八徳(しまや・やつのり)
■ポジション:MF
■身長/体重:170cm/63㎏
■生年月日:1989年1月20日
■出身:福岡県