上写真=新里涼は2020年は負傷の影響で最終節の終盤に初めて登場(写真◎J.LEAGUE)
「長崎が大好きです」
新里涼は横浜F・マリノスのアカデミー出身で、順天堂大を経て2018年にV・ファーレン長崎に加入した。ルーキーイヤーはJ1で7試合にプレーしている。
2020年は負傷の影響から出場は最終節の88分からにとどまったが、その悔しさを水戸ホーリーホックで晴らすつもりだ。
水戸のファン・サポーターにはさっそくあいさつ。
「初めまして!新里涼です!『ニイザ』と呼んでください!
今シーズンから水戸ホーリーホックの一員になれて大変嬉しく思っています。
昨シーズン、悔しい想いをした自分にオファーして頂いた恩をプレーで表現できればと思います。
水戸ホーリーホックに関わる全ての方々、ファン、サポーターの方々と共にJ1昇格するために自分の全力を尽くします。
一緒に水戸を盛り上げていきましょう!
応援よろしくお願いします!」
一方で、長崎はプロのキャリアをスタートしたクラブとして思い出が残る。
「プロ生活をスタートして3年間、本当に多くのことを経験させてもらい、プロサッカー選手としても人としても成長することができました。今年は度重なる怪我もあった中で競争に勝てず試合に出られない日々が続き、いつもみたいに明るく振る舞い続けることが辛い時期も正直ありました。自粛期間中にファン、サポーターの方々とオンラインではあったけど、たくさん交流できた時間が自分の中では充実していた分、自粛明けにピッチで長崎のJ1昇格のために戦えなかったことは本当に悔しかったです。
ですが、最終節で出場したときに温かくて大きな拍手をして頂いたときには、自分を待っていてくれている人がいたんだなと思えて嬉しかったです。この想いと経験は必ず今後に生かします。
新しい環境でも自分らしく頑張りたいと思います。今シーズン戦えること、今から本当に楽しみにしています。
長崎が大好きです、3年間本当にありがとうございました」
こんな風に感謝の思いを綴った。
新里 涼(にいざと・りょう)
■ポジション:MF
■生年月日:1995年9月3日
■身長/体重:180cm/69kg
■出身地:東京都