モンテディオ山形は28日、ジェフユナイテッド千葉から堀米勇輝が期限付き移籍で加入すると発表した。堀米は愛媛時代の2014年、京都時代の2016年に石丸清隆監督とともに戦った経験を持つサイドアタッカー。2020年シーズンは千葉で23試合出場、2得点に留まっていた。

上写真=堀米は新シーズン、京都時代にともに戦った指揮官のもとでプレーすることになった(写真◎Getty Images)

石丸サッカーを知る男

 恩師のもとで再ブレイクなるかーー。山形に期限付き移籍で加入することになった堀米は愛媛時代の2014年、そして京都に在籍していた2016年に石丸監督のもとでプレーした経験を持つ。京都ではチームを5位に躍進させる立役者の一人となった。勝手知ったる指揮官が率いる山形で、自身の力を示さんと意気込む。

「今回、魅力あるモンテディオ山形の一員となることができ、とても嬉しい気持ちと同時に心の底から幸せに思います! まだまだ成長途中の僕ですが、皆さんの応援を全身全心で受け、そしてチームのみんなと共に成長を重ねていきたいと思います。
 僕はもう皆さんと一緒に昇格のシャーレを掲げるイメージをしています!必ず実現させましょう! 今から皆さんもシャーレを掲げるイメトレをしておいてくださいね。
 瞬間瞬間を楽しみ、そして大切にしていきます。僕と共に戦ってください!どうぞ宜しくお願いいたします」

 新天地にかける思いは強い。ただ一方で、2年間所属した千葉のサポーターにも感謝のメッセージを残している。

「今シーズンは未曾有の事態が起きた中でフクアリやアウェーに足を運んでいただいて、共に闘ってくれたファン・サポーターの皆さん、現地に行きたい気持ちをグッと強く耐えて、画面越しに熱い想いを注いでくれたファン・サポーターの皆さん、そして、スタジアムで試合を運営して下さった々、厳しい情勢の中でも支援して下さったスポンサーの皆様、書き切れない程のたくさんの方々に支えられて僕たちはシーズン最終まで闘うことができました。心から本当に感謝しかありません。
 千葉に招いてもらってからの2年間、昇格に貢献できず、悔しく、申し訳なく思います。もっと皆さんを笑顔にしたかったし、一緒に喜びたかったです。千葉での経験を忘れず、これからの自分の中のサッカー人生により真摯に向き合います。
 改めて、熱い応援を本当にありがとうございました」

堀米勇輝(ほりごめ・ゆうき)
■期限付き移籍(2021年2月1日~2022年1月31日)
■生年月日:1992年12月13日
■身長・体重:168cm・63kg
■ポジション:MF
■出身地:山梨県


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