12月16日、明治安田生命J2リーグは第41節が開催され、FC琉球は水戸ホーリーホックと敵地ケーズデンキスタジアム水戸で対戦。後半に河合秀人と池田廉がゴールを奪い、勝利をつかんだ。守備ではセンターバックの知念哲矢らが相手の攻撃を完封した。
FC琉球のセンターバックを務める知念哲矢（写真◎J.LEAGUE）
■2020年12月16日 J2リーグ第41節（@Ksスタ:観衆1,878人）
水戸 0－2 琉球
得点：（琉）河合秀人、池田廉
2カ月ぶりの試合出場。「チームを勝たせたい」
第40節時点でリーグトップの67得点をたたき出している水戸を、琉球が敵地で完封した。その立役者の一人となったのは、李栄直とともにセンターバックを組んだ知念哲矢だ。10月25日の第29節京都戦以来、およそ2カ月ぶりの試合出場。「自分の良いところを出して、チームを勝たせたい」と意気込んで試合に臨んだ。
対峙したのは、優れたフィジカル能力を持つ水戸のFWアレフ・ピットブル。それでも、持ち味のハードマークで仕事をさせず、勝利を呼び込んだ。「相手には強いフォワードがいたけれど、僕の特長でもある対人の強さをうまく発揮できて、良い守備ができたと思います」と、水戸戦での手応えを口にする。
新型コロナウイルスの影響も受けたプロ1年目のシーズンも終盤戦。チームの2試合連続完封勝利に貢献し、12月20日にホームのタピック県総ひやごんスタジアムで行なわれる町田戦でも引き続き勝利を目指す。
「（次節は）過酷なシーズンの最終節なので、ホームということもありますし、しっかり3連勝して終わりたいです」
地元沖縄出身の若きDFは、シーズン最終戦でも勝利を求める。
現地取材◎サッカーマガジン編集部 写真◎J.LEAGUE
