J2の京都サンガF.C.は8日、アウェーで栃木SCと対戦する。前節のファジアーノ岡山戦で決勝点を挙げたDFヨルディ・バイスは「簡単なことではないが挑戦しないといけない」と、3連勝に強い意欲を示した。

上写真=京都の守備の要として活躍するバイス(写真◎GettyImages)

「相手に合わせないことが大事」

 6日のオンライン取材に応じたバイスは、前節から中3日での栃木戦に向けて「タイトスケジュールで難しい部分はあるが、メンタルでカバーして乗り越えていける」と自信。現在7位の京都は昇格圏内の2位と勝ち点15差が離れているが「チームの調子は上がっているので、ここから十分巻き返せる。連勝していくことは簡単なことではないが、挑戦しないといけない」と昇格を諦めていない。

 今季2度目の3連勝が懸かる京都だが、対する栃木も5戦負けなしと好調を維持する。バイスは「栃木には強いエアバトラーがいるが、自分も空中戦には自信がある」とフィジカル勝負を歓迎しつつ、「相手に合わせないことが大事。自分たちのサッカー、フィロソフィーを貫くことがポイントになる」と冷静に話した。

 今季の京都にとってアウェーは鬼門。13勝のうちアウェーはわずか3勝と、内弁慶ぶりが際立つ。センターバックとして28試合に出場しているバイスは「ホームでは自信を持ってプレーできているので、その自信をアウェーにも持ち込まないといけない。昇格を狙うにはアウェーでの勝ち点がポイントになる」と語った。

 前節の岡山戦では大胆な攻撃参加から今季2ゴール目を奪ったが、徳島ヴォルティスでプレーした昨季は7得点を挙げており「満足はしていない。一番はクリーンシートを達成することが重要だが、ゴールをもっと取っていかないといけない」と攻守両面でのフル回転を誓った。


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