上写真=先制点を挙げた大槻周平をチームメイトが祝福する（写真◎J.LEAGUE）
■2020年10月21日 J2リーグ第28節（@Ksスタ:観衆1,281人）
水戸 1－1 山形
得点：（水）深堀隼平
（山）大槻周平
・水戸メンバー◎GK松井謙弥、DF岸田翔平（46分:外山凌）、ンドカ・ボニフェイス、瀧澤修平、河野諒祐、MF村田航一（46分:松崎快）、平塚悠知、木村祐志（69分:鈴木喜丈）、山田康太（77分:深堀隼平）、FW奥田晃也、アレフ・ピットブル（46分:山口一真）
・山形メンバー◎GK佐藤昭大、DF三鬼海（90+1分:宮本駿晃）、熊本雄太、半田陸、山田拓巳、MF北川柊斗、小松駿太（76分:岡崎建哉）、中村駿、渡邊凌磨（63分:加藤大樹）、FW前川大河（76分:南秀仁）、ヴィニシウス・アラウージョ（63分:大槻周平）
「できれば勝ち点3を持って帰りたかったけれど」
ともに前節から中2日で今節を迎えた。前半はアウェーの山形が主導権を握り、何度もシュートチャンスを作り出す。ヴィニシウス・アラウージョや渡邊凌磨らがゴールを狙ったが、水戸のGK松井謙弥の壁を破ることはできず、スコアレスで試合を折り返した。
後半は、ハーフタイムに山口一真、松崎快、外山凌の3人を同時交代した水戸に反撃を許す。立ち上がりの7分には奥田晃也のパスを受けた松崎に右足でゴールを狙われる。シュートは枠を外れ、失点を免れた。
すると山形も攻撃の駒を変更。後半18分、トップに大槻周平、左サイドに加藤大樹を送り込む。この交代が功を奏したのは33分だった。加藤のクロスに大槻が右足で合わせ、ゴールネットを揺らした。
ところが、すぐさま水戸に同点とされる。後半35分、山口のシュートをGK佐藤昭大が一度は阻むが、こぼれ球を途中出場の深堀隼平に押し込まれた。
その後は山形も水戸も勝ち越しゴールを狙うも、ともに2点目を奪うことはできずドローで決着。山形の石丸清隆監督は「この厳しい日程の中、アウェーでできれば勝ち点3を持って帰りたかったですけれど、最低限、勝ち点1を取れたのは次につながる」と、引き分けの結果をプラスにとらえた。
勝ち点1を分け合った両者。次節、山形は10月24日にホームに東京Vを迎え、水戸は25日に山口とのアウェー戦に臨む。
現地取材◎サッカーマガジン編集部 写真◎J.LEAGUE
