ジェフユナイテッド千葉のDFゲリアが松本戦を前にオンラインで取材に応じ、前節の町田ゼルビア戦で得た手応えと好転しつつある状況について語った。加入3年目を迎えた右サイドバックはチームの変化を感じていた。

上写真=オンラインで取材に応じるゲリア(写真◎ジェフユナイテッド千葉)

やっていることに自信を持たないといけない

 町田戦で右サイドバックとして勝利に貢献した。5連戦の初戦でもあり、チームとしても負けられなかった試合に快勝した意味は大きい。その意義をゲリアは率直に語った。

「町田戦については、まずチームとして90分間通して集中できたこと、あとはどうオーガナイズするかというところではっきりできたことが良かった。ボールを握られる時間もありましたが、守備がしっかりできていて失点するという感覚はなかったです。その点もチームとして良かったところ。次につなげたい部分です」

 勝利を次につなげられないのが、今季の千葉の大きな課題だろう。超過密日程の中、時にはフィールドメンバー10人を入れ替えて試合に臨んでいるが、成績が安定しない。それは先発控えの実力差ではなく、もっと別なところに理由があるのかもしれない。

「まずは自分たちがやっていることに自信を持たなければなりません。ネガティブなのとポジティブなのでは全然、違います。マインドセットのところで大きく変わってきます。常に自信を持ってやらなければならないという点を明確に意識すれば、チームはアグレッシブになります」

 ゲリアは受け身ではなく、常にポジティブにアグレッシブさを前面に出すことの重要性を強調した。その手応えをつかめたのが、まさしく町田戦。続く松本戦もまた、同様の姿勢が求められると言った。

「松本戦にいかに向かうか。町田戦とアプローチの仕方は変わりません。引き続きアグレッシブに戦うということです。多少ボールを持たれることも想定できますが、それも含めてゲームをコントロールすることが重要。しっかりポイントを拾っていかないと順位表の中で上にはいけないのですから」

 出場機会のあるなしに関わらず、常に全力。準備万端。そんなゲリアの姿勢は、まさにポジティブと言えるもの。

「ここ数試合、出場することができず、久々に出場機会を得た中で、勝利に少しは貢献できたと思っています。競争がとても激しいチームなので、連戦でもありますし、誰が出ておかしくないのですが、やはりプレーする喜びは感じます。引き続き努力していきたいと思っています」

 町田戦は5節金沢戦以来、今季4度目の先発だった。そしてチームはその金沢戦以来の勝利を手にした。ゲリアは自身のポジティブな思考とアグレッシブなプレーで、引き続き、チームに貢献していくことを誓った。


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