上写真=昨季まで新潟でともにプレーした小川佳純氏とチョ・ヨンチョル(写真◎J.LEAGUE)
昨季8年ぶりに日本復帰
チョ・ヨンチョルは2007年に韓国の蔚山鶴城高から横浜FCに加入すると、プロ1年目からJ1で9試合に出場し、08年の北京五輪にはU-23韓国代表の一員として出場。09年に完全移籍で新潟へ移り、10年にはJ1で29試合11得点を記録、同年に韓国A代表デビューを果たしている。12年より大宮でプレーし、14年途中にカタールSCへと移籍。15年から母国に戻っていたが、昨季8シーズンぶりに新潟へと復帰した。
FC TIAMO枚方への移籍が決まったチョ・ヨンチョルはクラブを通じ、「アルビレックス新潟のサポーターの皆さん、お久しぶりです!このたび、FC TIAMO枚方に移籍することになりました。監督のため、チームのために闘っていく覚悟です!新潟の皆さんも、ぜひ、小川佳純監督とヨンチョル、そしてFC TIAMO枚方を応援してください!よろしくお願いします!大阪でお待ちしています!」とメッセージを送った。
また新天地のFC TIAMO枚方のクラブ公式サイトでもコメントを発表し、「FC TIAMO枚方をJFLへ昇格させるため、そして声をかけていただいた恩をプレーで返すために一生懸命闘います。枚方のサッカーを盛り上げられるように努めますので、皆様の応援よろしくお願い致します」と決意を述べている。
FC TIAMO枚方は04年に、G大阪の同期である新井場徹氏、播戸竜二氏、稲本潤一(相模原)がオーナーとなり「FCイバンイーナ」として発足。15年から現在のチーム名に変更し、昨季は関西サッカーリーグ1部で2位となった。現在チームには二川孝広(元G大阪など)、野沢拓也(元鹿島など)、田中英雄(元神戸など)ら元Jリーガーが多数在籍し、昨季限りで現役を引退した小川佳純氏(元新潟・名古屋など)が新監督に就任している。