上写真=ジーコからも「おめでとう」と祝福の言葉をもらったという(写真◎J.LEAGUE)
■2026年5月17日 J1百年構想リーグ第17節(観衆:17,754人@フクアリ)
千葉 0-2 鹿島
得点:(鹿)荒木遼太郎、師岡柊生
58.9%の高確率
5月15日に発表された北中米ワールドカップの日本代表で、森保一監督が最初に名前をコールしたのが早川友基だった。
うれしい選出から2日。ジェフユナイテッド千葉戦がワールドカップ戦士として臨む最初のゲームで、しかも勝ち点2以上を獲得すればEAST首位が決定する重要な一戦だった。それでも、特別な意識はなかったという。
「(日本代表に選ばれたことを)考えながらやってないですけど、勝手に見る目は上がってくるので、いいパフォーマンスを続けることが大事だと思います」
ただ、鬼木達監督はその効果を感じ取っていた。
「それがあったかどうかはわからないですけども、引き締まった感じはありました。(韓国代表に選ばれたキム・テヒョンと)2人が代表になったことを周りの選手も祝福しながら戦えたのは大きいと思います。もう1回やらなきゃいけない、というスイッチは、彼らだけではなくて、全体に入ったと思います」
開始早々の7分にイサカ・ゼインのシュートが味方に少しかするようにしてコースが微妙に変わったが、早川は慌てず弾いた。
「ボールが見えていたので、そんなに難しいシーンではなかったかなと思います」
好反応はお手のもの、というわけだ。
荒木遼太郎、師岡柊生のゴールで2-0で勝利を収め、EAST首位が決まった。ただ、すべてすっきり、というわけではなかった。
「1位というのは目標としては達成できたかな。でも、今日はちょっと思っている内容ではなかった。どちらかというとまず勝つということのほうにフォーカスしたので、多少難しいゲームになってはしまいました。でも、2点目を取ってゲームを終わらせたところは、前回の試合やその前からの成長が見えたかなと」
内容が悪くても勝てるから首位を手にできるのだが、早川にはもう一つ、この試合に重要な意味を与えていた。
「自分はこのシーズンで10試合クリーンシートを達成するという目標を掲げてもいたんです。それを実際にできて、よかったかなと思います」
横浜F・マリノス、柏レイソルの2試合、東京ヴェルディ、川崎フロンターレの2試合、FC町田ゼルビア、浦和レッズ、水戸ホーリーホック、そしてジェフユナイテッド千葉。17試合を終えて10完封は、58.9%の高確率だ。
もちろん、EASTでは最多で、7試合の浦和レッズより3試合も多い。しかもすべてで勝利を収めている。
最終節のFC東京戦でもクリーンシートを達成して、気持ちよくワールドカップに挑みたい。
「鹿島を代表してその舞台に行くので、責任を持って戦っていきたい」
