多摩川を挟んでにらみ合うFC東京と川崎フロンターレ。その対決「多摩川クラシコ」が5月2日に迫ってきた。それぞれのクラブOBである石川直宏コミュニティジェネレーター(CG)と稲本潤一フロンターレリレーションズオーガナイザー(FRO)が、ひと足先にトークで激突!

上写真=石川直宏と稲本潤一。それぞれのレジェンドが語る多摩川クラシコの魅力とは?(写真◎FC東京)

石川直宏と稲本潤一

◆石川から見た稲本「誰だ、稲本って」

 イナさんは2つ歳上で、僕の存在は知らなかったと思うんですけど、僕は横浜F・マリノスのジュニアユース追浜、イナさんがガンバ大阪のジュニアユースで、中1のときに「稲本ってすげえ」「誰だ、稲本って」って。

 その後にイナさんはもう高校生でJリーグに出ていましたから、三ツ沢球技場に見に行きましたよ。そうやって上に上がっていく先輩の背中を見てました。

 初めて一緒にプレーしたのは、2003年の代表、ジーコ監督のときですね。もう海外でバリバリやってて、恐れ多くて話がなかなかできなくて。追い付き追い越せ、っていう思いもありながらも、すごく頼れるお兄さん的な存在でした。

◆稲本から見た石川「スピード&クロス」

 マリノスのイメージはほとんどなくて、やっぱりFC東京の選手という印象です。初めて絡んだのが代表だから、Jリーグでのプレーはほぼほぼ見てはなかったですけどね。

 でもやっぱり、右サイドでのスピードや突破力、それから、クロスの質がすごく良かったというのは、かろうじて覚えてます。

相手チームをどう見る?

◆稲本のFC東京分析「同じサッカーができる」

 得点が取れている印象がすごくありますし、かつ、失点も少ない。非常にいいバランスでやってるなと。90分では1敗しかしていないですし。上り調子ですよね。

 いろいろな選手が出ても同じ結果が出せる。同じサッカーができる。それはたぶん、松橋力蔵監督がやり続けてきたことが実っているんだと思います。

◆石川の川崎F分析「破壊力」

 やはり、破壊力。個の能力も高いですし、鬼木達前監督が作ってきたものと長谷部茂利監督のサッカーとの融合を図っているところだと思うので、噛み合ってきたときの怖さは非常に感じます。

この選手が光ってる!

◆石川の注目選手「クラシコとともにキャリアを」

 常盤亨太ですね。攻撃陣もイメージしましたけど、攻守の連動というところで常盤はしっかりとポジションを奪って、存在感を示している。これからクラブの、クラシコの歴史とともに、彼のキャリアも積み重ねていく。そういうきっかけにしてくれる試合を期待してます。

 あの存在感はフロンターレのサポーターにも知ってほしいんです。熱い男だし、いい意味での荒々しさもありながら、洗練されてチームのことも考えてプレーできているので、リーダーシップにも期待してます。

◆稲本の注目選手「一番しゃべれるリーダー」

 前線の選手もそうなんですけど、やっぱり後ろのマル(丸山祐市)ですね。

 フロンターレは前に比重がかかりやすいので、ベテランが後ろでどれだけ踏ん張れるか。それにリーダーシップですね。このチーム、ちょっと静かな感じがするので、一番しゃべれるマルがしっかりリーダーシップを取ってやれれば、勝機はあるのかなと。

 古巣との対戦でもあるので、モチベーションも高いと思います。連戦なのでどうなるか分からないですけど、やっぱり期待したいですね。

こんな試合が見たい!

◆石川が願う「取られたら取り返す!」

 ホームですし、ゴールデンウィークの開催ですから、やっぱり点の取り合いが見たいですね。

 どれだけ点を取られようが点を取りにいく。点を取ってファン・サポーターの皆さんと喜びを分かち合う。そういう試合ですね。

 FC東京には「One More Goal」というテーマもありますし。とにかく点を取って、取られたら取り返して、また点を積み重ねていく。そういう攻撃的な展開を期待しています。

◆稲本が願う「もう一度見に来たい」

「多摩川クラシコ」って2-1とか1-0で終わってほしくないな。やっぱり点の取り合いでどっちに転ぶかという戦いを続けてきたと思うんですよね。

 ゴールデンウィークの対戦で、今回は「多摩川家族ラシコ」と銘打って家族をテーマにしているから、もう一度見に来たいと思える試合になるように、点を取り合って面白い試合をしてほしいなと思います。


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