上写真=終了直前にエリソンが左足を振って豪快に決めた(写真◎J.LEAGUE)
■2026年4月18日 J1百年構想リーグ第11節(観衆:26,084人@日産ス)
横浜FM 1-2 川崎F
得点:(横)天野 純
(川)ラザル・ロマニッチ、エリソン

カウンターから仕留めた
一度誇った栄華を失ってしまった「似た者同士」の神奈川ダービー。国立競技場で行われた約1カ月前の前回対戦は横浜F・マリノスが5-0で大勝していて、川崎フロンターレにとってはリベンジの舞台となった。
均衡を破ったのは、その川崎F。15分、右サイドで受けた伊藤達哉が顔を上げると、DFのラインの裏にスペースを見つけて早めにセンタリング。飛び込んだラザル・ロマニッチが一度は体勢を崩して打てなかったが、ボールは足元に残していて、素早く立ち上がって右足で蹴り込んだ。
どちらも中央から崩せずに外回しを繰り返す時間が続いてダイナミックな動きは少なかったが、前半終了間際に横浜FMが追いついてみせた。45+3分、高い位置でプレスを掛けて渡辺皓太が奪って井上太聖に預けると、右の裏に走ってリターンパスをもらってセンタリング、中央で天野純が蹴り込んで、1-1で折り返した。
後半は時間とともに横浜FMがボールを持ちながら押し込んだが、組み立ての手数が多くなって時間がかかり、攻めきれないシーンが続く。川崎Fも左サイドの三浦翔太の走力を生かして裏を取るが、どうしても最後がかみ合わない。
しかし、このままPK戦にもつれ込むかと思われた最後の最後にドラマは待っていた。90+8分、カウンターから長璃喜のパスは引っかかったが、こぼれ球を拾った橘田健人が左へ。エリソンのトラップは少し外に流れたものの、左足を強振してボールをたたくと、ゴール右に突き刺さる劇的決勝ゴール。
土壇場で突き放した川崎Fが、前回対戦のリベンジを果たしてみせた。
