明治安田J1百年構想リーグ・EASTで2位につけるFC町田ゼルビアは3月18日、MUFCスタジアム(国立競技場)で首位に立つ鹿島アントラーズと対戦する。消化試合数が1試合少ない町田だが、リーグ序盤の山場と言える一戦だろう。神村学園から今季加入した徳村楓大はプロ1年目ながら昨季J1王者との対戦に意欲を燃やす。高校選手権優勝を飾った『聖地』での活躍を誓っている。

代表クラスの選手との争いが成長につながる

画像: ACLEデビューも飾っている徳村。国際大会でもさらなる活躍が期待される(写真◎Getty Images)

ACLEデビューも飾っている徳村。国際大会でもさらなる活躍が期待される(写真◎Getty Images)

――Jリーグの初出場は、明治安田J1百年構想リーグの東京ヴェルディ戦(2月21日)でした。終了間際の途中出場でしたが、あらためてご自分のプレーを振り返って下さい。

徳村 プレータイムは短かったですが、その中でチームが同点に追いつかれてしまったので、責任を感じています。試合が終わってから、映像を振り返った上で、あの時間帯に入った自分のプレー選択がどうだったのかを考えました。リードしている状況での終了間際の時間帯だったので、まずは守備から入らなければいけなかったですし、ボールを持ったらボールを大事にして、相手にボールを持たせる時間を少なくすることが第一優先だったと振り返っています。

――もっと試合に出たいという欲は強いと思います。そのために克服すべきことは。

徳村 まずは自分のストロングポイントをもっと伸ばして、もっと安定感のあるプレーをしなければなりません。もちろん攻撃だけではなく、守備の面でも、もっと貢献していかないといけないと思います。

――高校選手権を見る限りは、ボールを奪う力にも優れた選手という印象でした。ただプロの世界はやはり勝手が違いますか。

徳村 ボールを奪えそうなシーンでも、相手の体が強かったり、足が長くて、ボールを奪い切れないシーンも多いです。高校年代と比べると、もともとの強度も違いますし、さらに一個も二個もレベルを上げていかないといけないと思っています。

――あらためて、ご自身のストロングポイントは。

徳村 スピードを生かしたアタックです。

――町田に加入にするにあたって、最もコミュニケーションを取ってきた強化スタッフは、丸山竜平スカウト統括責任者だったと思われます。どんな“口説き文句”があったのでしょうか。

徳村 さまざまなプレゼンテーションを受ける中で、環境面やクラブの歴史、代表クラスがそろっている選手層にとても魅力を感じました。

――加入前のゼルビアに対する印象は。

徳村 J1に昇格したあとからずっと優勝争いをし続けていましたし、強豪クラブという印象でした。

――代表クラスの選手層となれば、ポジション争いのライバルが現役日本代表の相馬勇紀選手になりますが……。

徳村 例えば相馬選手からポジションを奪えば、代表レベルの選手になったという証ですし、そうなることも考えました。また代表クラスの選手たちと日々ポジション争いをすることが、一番自分の成長につながると考えました。

――憧れの選手に相馬選手を挙げていました。その理由は。

徳村 スピード、ドリブル、最後に決め切る力は自分に足りないものですし、憧れています。

――開幕節の横浜F・マリノス戦や第3節・東京V戦で相馬選手が決めた直接FKはどう見ましたか。

徳村 エグいっすね……。単純に実力不足ですし、僕にはあんなシュートは打てません。相馬選手のほうが絶対的にシュートを打ってきた数や量が違いますし、練習量がまだまだ及びません。

――相馬選手からアドバイスを受けるようなことはありますか。

徳村 シュートを打つ際のボールを置く位置などをアドバイスしてくれますし、主にシュートスキルのアドバイスが多いです。自主練習のときに相馬選手の近くでシュート練習をして、「ここはこうしたほうがいい」といった修正点を指摘してくれることはとてもありがたいです。

――ちなみに神村学園中学・高校で過ごした時間は、どんな時間でしたか。

徳村 サッカーの面では自分のストロングポイントが一番伸びた時期でした。また人間性の面でも大きく成長できた時間だったと思います。神村学園ではストロングポイントを伸ばしてくれる指導者の方にも出会えましたし、そういうチームスタイルだったことも大きかったです。

――チーム合流から約2カ月が経ちました。仲のいいチームメイトは。

徳村 シラくん(白崎)はご飯に、(沼田)駿也くんや(桑山)侃士くんは、カフェに連れて行ってくれたりしています。先輩方は皆さんが優しいので、とても助かっています。


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