上写真=千葉のDF河野貴志が柏のFW細谷真大の突破を阻む(写真◎Getty Images)
■2026年1月31日 第30回ちばぎんカップ(@三協F柏)
柏 2−1 千葉
得点:(柏)中川敦瑛、久保藤次郎
(千)石川大地

前半は「襲いかかる」ことができなかった
前半、千葉は柏に押し込まれた。ボールの奪いどころが定まらず、苦しい戦いを強いられる。4バックの左センターバックとして先発した河野貴志はこう振り返った。
「前半から相手に襲いかかるっていうところが出せなかったんで、そこはすごく反省しなければならない。後半はちょっと前から行く姿勢を見せれたかなとは思いますけど、やっぱり個人としてもチームとしても、やるべきことを最初からできなかったっていうのはすごく悔しく思います」
中川に先制点を決められ、リードを許して前半を終え、後半には石川大地のゴールで1点を返したものの、終盤に突き放されてJ1のチームとして17年ぶりに千葉が臨んだ『ちばぎんカップ』は1−2で敗れることとなった。
「攻めの姿勢というか、最初にガツンと行かないといけないところはあると思うんですけど、ちょっと全体的に引いてしまって後手を踏んじゃったというのがあります。そこは後ろからの発信が必要だと思いますし、僕自身のリーダーシップだったり、そういうところに足りなかった。来週また試合が来るので、しっかり全員で反省して、試合の入りもすごく大事になってくると思うんで、そこを改善できればと思います」
関西大からJ3のギラヴァンツ北九州に入団してプロキャリアをスタートさせ、1年でJ2昇格を経験。しかし2年後に再び降格し、その後はJ2のブラウブリッツ秋田、昨シーズンからJ2だった千葉でプレーした。すなわち、今年6月で30歳になるセンターバックは、プロ8年目でついにJ1にたどり着いた。この日は日本代表のFWである細谷真大と再三、やり合ったが、直接対峙した「J1」チームとの戦いで率直に何を感じたのか、聞いた。
「どっちかというと後手に回ることの方が多くて、もうちょっと間合いだったり、もっと思い切っていけたら。自分が見ちゃうシーンがあったので、もっと思い切って挑戦しなければならないなというのはあります。駆け引きの部分で、もちろん体ぶつけることだったり、もっと選手に触れるポジショニングを取ることだったり、そこは個人の姿勢かなと」
J1で戦い抜くために、さらなる成長が必要であると認める。その上で、確かな自信も口にした。
「すごくワクワクしていますし、楽しみです。やっぱり強いフォワードがたくさんいる中で、自分がどれだけできるかを証明していきたい。自分ならやれると思っています。自分個人としてもチームとしてもいい結果を出すために、やっぱり後ろの僕のポジションってすごく大事だと思う。正直、僕にかかっていると言ってもおかしくないと思うし、自分にプレッシャーしっかりかけながら成長できていけたらと思っています」
その言葉にはJ1で戦う喜びとともに覚悟がにじむ。次戦は百年構想リーグ開幕戦。相手は浦和レッズ。2月7日に行われる一戦で、河野がどんなプレーを見せるか、注目される。
