11月27日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。J1リーグ戦の前節横浜FC戦はレオ・セアラと知念慶のゴールで2対1の勝利を挙げた。次は30日にアウェーの味の素スタジアムでJ1リーグ第37節東京ヴェルディ戦に挑む。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎J.LEAGUE)
「ここまで来たら、自分たちらしく戦うだけ」
鹿島は11月8日の第36節横浜FC戦に勝利し、3週間のリーグ中断期間を経て30日に東京Vとのアウェーゲームに臨む。首位で迎える今季のラスト2試合に勝利すれば、無条件でJリーグのタイトルをつかむことになるだけに、あと2勝を目指し、まずは味の素スタジアムに乗り込む。
「(東京Vは守備が)堅い相手だからこそ、(鹿島は)よりアグレッシブに点を取りにいく。1点だけではなくて2点というように、いつも通りに。そういう形で(試合を)進めていければと思っています」
27日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように東京V戦を見据える。この試合に勝てば他会場の結果によって優勝決定の可能性もあるが、一心不乱に東京V戦での勝利だけを目指す。
「ここまで来たら、自分たちは自分たちらしく戦うだけだと思っています。でも、やはりこういうときは、(ファン・サポーターにも)一緒に戦ってもらうこと。それが一番の後押しになります。90分間でいい時間帯も、難しい時間帯もあるでしょうが、それらの時間帯も含めてサポーターの方々と一緒に戦いたい。その姿勢がアウェーでの勝利に結びつく確率を上げてくれると思うので、その応援に自分たちはとにかく応えたいです。“一緒に戦ってほしい”と、(ファン・サポーターに)伝えたいです」
鬼木監督率いる鹿島が、アウェーの地で東京V撃破を狙う。

