11月27日、鹿島アントラーズの知念慶が非公開練習後に取材に応じた。J1リーグ戦の前節横浜FC戦はレオ・セアラと知念慶のゴールで2対1の勝利を挙げた。次は30日にアウェーの味の素スタジアムでJ1リーグ第37節東京ヴェルディ戦に挑む。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの知念慶(写真◎J.LEAGUE)
「サポーターの皆さんと一緒に勝利をつかみ取りたい」
2016シーズン以来となるリーグタイトル奪還へと突き進む鹿島の背番号「13」が、攻守に存在感を放っている。前節の横浜FC戦でも中盤でハードワークを見せ、後半にはヘディングシュートを決めてチームに決勝ゴールをもたらした。11月30日の東京V戦でも攻守のキーマンとなり得る存在だ。
「(東京Vは)守備が堅くて、前からも(ボールを奪いに)来たりします。試合に入ってみて、自分たちはピッチの中で話し合って解決することを体現できれば、絶対に勝ち点3を取れるはずなので、自信を持って試合に入りたいです」
27日のトレーニング後に取材に応じた知念慶は、そのように東京V戦へ闘志を燃やす。2023年から在籍する鹿島でのタイトル獲得を目指し、次の試合でもどん欲に勝利だけを目指す。
「あと2試合に勝てば。そういう状況なので、まず一つ勝って。目の前の試合以外のことは考えず、とにかくこのヴェルディ戦に向けて戦っていくので、サポーターの皆さんにもこの試合に全力で応援していただいて、一緒に勝利をつかみ取れたらと思います」
鹿島の13番が勝ち点3獲得に向け、味の素スタジアムのピッチを駆けめぐる。

